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【サンスポ】単独インタビュー 阪神D3位・井坪陽生、柳田〝オーラ〟身にまとう! 夢のトリプルスリー実現へ動画で研究
阪神からドラフト3位で指名された井坪陽生(ひなせ)外野手(17)=関東第一高=がサンスポの単独インタビューに応じた。抜群の身体能力を誇り将来のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を強く志すだけに、達成者の先人たちの背中に必死で目を凝らす。今季、球場でプレーを目に焼き付けたソフトバンク・柳田悠岐外野手(34)からは、目指すべき〝オーラ〟を感じ取ったことも明かした。
--球団からの指名あいさつも終え、プロになるという気持ちの変化は
「取材とかもしていただいて、実感は(ドラフト)当日よりは。少しずつですけど感じてきていますね」
--ドラフト指名された当日から「トリプルスリーが目標」と言い切った。イメージする選手は
「最近だと、山田哲人(ヤクルト)選手と、柳田(悠岐、ソフトバンク)選手ですね」
--実際に柳田のプレーを見たことは
「あります」
--関東ではヤクルト戦に比べて、ソフトバンク戦を見る機会は少なそうだが
「でも、自分は西武戦をよく(幼少期からベルーナドームに)見に行っていたので。ソフトバンク戦も見ましたね」
--印象に残っているのはトリプルスリーを達成したときの活躍か
「最近の試合も、よく見に行っていたので、目にすることもありました。そのとき(印象に残ったの)は走塁というよりも、バッティングでしたね」
--最近というと
「自分が(野球部の)現役を引退してからですね」
--球場で見て、どう感じたか
「打席に立ったときの〝オーラ〟から違うなと。そういうのも大事かなと思いました」
--阪神に在籍した選手では、金本知憲氏もトリプルスリーの達成者。現役時代のプレーを見たことは
「そうですね。あの…右手だけでヒットを打ったとか、そういう特別なプレー(集)は見たことがあります」
--右手だけで打つ姿を見て、どう感じたか
「気合が違うなと思いました(笑)」
--柳田だけでなく、山田のプレーもテレビなどでよく見てきたか
「山田選手のプレーも特に印象に残っていますね」
--スピード感のあるプレーや走塁を目指すだけに、山田はイメージしやすい
「そうですね」
--走塁や盗塁で参考になる部分も
「山田選手の特集をYouTubeで見ていたんですが、そこでも盗塁の練習をされていた。自分は盗塁の技術があまりないので、そこは(プロに)入ってから磨いていけたらと思います」
--実際に取り入れたことは
「その動画を見て参考にしたことはあります。10種類くらいのティー打撃とか、そういうのも練習に取り入れてみたりしましたね」
--スイングは中島(巨人)がお手本ということだったが、山田のプレーにも引きつけられる
「参考にする部分はもちろんたくさんあるんですけど、自分は中島選手のスイングの軌道が一番合うかなと思っています」
--少年時代から西武ファンで、西武時代の中島のサインも球場で実際にもらったことがあると
「はい、あります」
--どこかで並んでいたらもらえた
「よく覚えていないんですけど(ベルーナドームで、ヒーロー選手がバックネット裏の階段でファンとふれあう)ビクトリーロードってあるじゃないですか? そのときかもしれないです」
--サインは実家に
「あります」
--見るたびにこみ上げるものがあるか
「フフフ、そうですね」
--トータルでバランスが取れた選手になりたいというのは、小さいころからの理想
「いえ、小さいころはやっぱり単純に『飛ばしたい』とか『遠くに投げたい』、『強く投げたい』という思いで野球をやっていたので、そこまで具体的にこうなりたいとかなかったんですよ。単純に、野球を楽しんでいた感じです」
--走攻守を意識し始めたのは
「意識し始めたのは小学校のときの、八王子リトルの高学年のチームで。ピッチャーがショートバウンドを投げたときにスタートを切って盗塁していたので。そういうところから走塁の意識が付いたんだと思います」
--投打で活躍しながら走りにも目覚めた
「それほど足が速くなかったので、そういう意識でカバーしていた部分はありますね」
--その意識も持ちながら中学、高校と過ごしてきた
「そうですね。関東一高も、走塁への意識をすごく重視しているので。自然と周りのレベルも高かった、自然と自分も上がっていった感じです」
--ドラフトから1カ月ほどたったが、阪神の研究は進んできた
「YouTubeで(秋季)キャンプの動画が毎日あがっているので、それを見たりしています」
--キャンプのようすを見ると気持ちが引き締まる
「見ているときは、楽しみっていう気持ちしかないですね」
--関西の雰囲気は
「イメージですか? うーん…」
--関西へ行ったことは
「シニアの大会で1回あるんですけど、そのときは関西の方に会う機会は…。楽しそうな雰囲気ですよね」
--慣れていく
「そうですね」
--高校野球の甲子園とも違う。イメージは強まっている
「あまり深いイメージはわいていないですけど、いまはとにかく楽しみですね」
--プロ入りへ向け、重点的に鍛えていることや新メニューは
「今は練習も、現役の子に混ざって現役のときと変わらない量をやっているので。技術面とかは、バッティングも向上していると思いますし。ここからどんどん上げていきたいです」
--ウエートトレーニングも
「今は2日に1回くらい、なるべく多く入るようにしています」
--現役中と同じか
「現役のときは毎週火曜日にトレーナーの方が来られていました」
--週1日から増やした
「そうですね」
--強化部位は
「今は、下半身と上半身を交互にやっています」
--体重はキープする
「86キロから87キロくらいで変わっていないんですけど、あまり増やすと動けなくなるので。自分のベスト体重をここから探して、やっていけたらなと思います」
--振り込み量の変化などは
「現役のころと練習量は変わっていないので。でも、夜は自主練があるので、そのときは現役のときより振る回数は増えたと思います」
--振る時間は伸びた
「だいたい(午後)6時すぎに食事が終わるので、7時半くらいから9時までが自主練です。ずっと振ってます」
--自分のスイングの映像も撮影しながら
「そうです。映像を撮って、見て、繰り返しです」
■井坪 陽生(いつぼ・ひなせ)あらかると
★生まれ 2005(平成17)年3月17日生まれ、17歳。東京・八王子市出身
★球歴 4歳で八王子リトルで野球を始め、七国中では八王子シニアに所属。U-15日本代表に選出。関東第一高では1年秋からベンチ入り。甲子園出場はなし。高校通算32本塁打
★サイズなど 177センチ、86キロ。50メートル6秒0。遠投101メートル。右投げ右打ち
★名前の由来 「明るくみんなを照らしながら太陽のように強く生きてもらいたい」という両親の思いから
★あこがれの選手 幼少期から西武戦の観戦経験があり、中島(現巨人)。今年春から打撃フォームを参考にして関東大会の好結果につなげた
★好きな食べ物 伊勢海老の刺身と天ぷら、牛タン、納豆オムレツ
★趣味 音楽鑑賞と、伊豆への家族旅行で「(幼少期から)海によくいったので。素潜りもしました」
★好きな芸能人 TWICEのジョンヨン
https://news.yahoo.co.jp/articles/49aad38c3a2f461326180c00637a494c258207c9
格好良い立ち姿。
惚れ惚れしちゃうね!
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単独インタビュー 阪神D3位・井坪陽生、柳田〝オーラ〟身にまとう! 夢のトリプルスリー実現へ動画で研究(サンケイスポーツ)
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