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ミネソタ・バイキングスが7連勝 17点差をはねのけて延長で強敵ビルズを撃破 王者ラムズは3連敗
バイキングスは第3Q終盤で10―27と17点を追う苦しい展開に追い込まれたが、ここから第4Q終盤にかけて2つのランTDで23―27と急追。第4Q残り50秒、敵陣1ヤード地点での第4ダウンではエンドゾーンに突入することはできず勝敗は決したかに思えたが、攻撃権がビルズに移った残り41秒、QBスニークに出たビルズのジョシュ・アレン(26)がエンドゾーン内でファンブル。これをLBエリック・ヘンドリクス(30)がリカバーしてTDを挙げ、バイキングスは17点差をはねのけて土壇場で30―27と3点をリードした。
それでもビルズはあきらめずに応戦。アレンは自陣20ヤード地点からパスを4回連続で成功させてバイキングス陣内11ヤード地点まで前進。残り2秒にタイラー・バース(25)が29ヤードのFGを成功させて試合は延長(10分)にもつれこんだが、ここでもアレンはエンドゾーン内に投げたパスをCBパトリック・ピーターソン(32)にインターセプトされるなど、大詰めで2度のターンオーバーを喫して敗れ去った。
バイキングスのQBカーク・カズンズ(34)は50回中30回のパス成功で357ヤードと1TDを獲得。RBダルビン・クック(27)は14回のキャリーで119ヤード(1TD)、WRジャスティン・ジェファーソン(23)は10回のレシーブで193ヤード(1TD)をマークした。
アレンのパス成功は43回中29回で、330ヤードを稼いだもののインターセプトも2回喫するなど苦闘。ビルズは4連勝のあと連敗となった。
昨季のスーパーボウルを制したラムズはカージナルスに敗れて3連敗で3勝6敗。QBマシュー・スタッフォード(34)は脳震とうで試合には出場できず、スーパーボウルでMVPとなったWRクーパー・カップ(29)は第4Qに右足首を負傷してプレー続行不能となった。
なお唯一全勝をキープしているイーグルスは14日のマンデーナイトでコマンダーズと対戦する。
<第10週の結果>
▼10日
*パンサーズ(3勝7敗)25―15ファルコンズ(4勝6敗)
▼13日
*バッカニアーズ(5勝5敗)21―16シーホークス(6勝4敗)
バイキングス(8勝1敗)33―30*ビルズ(6勝3敗)
ライオンズ(3勝6敗)31―30*ベアーズ(3勝7敗)
*タイタンズ(6勝3敗)17―10ブロンコス(3勝6敗)
*チーフス(7勝2敗)27―17ジャガーズ(3勝7敗)
*ドルフィンズ(7勝3敗)39―17ブラウンズ(3勝6敗)
*ジャイアンツ(7勝2敗)24―16テキサンズ(1勝1分け7敗)
*スティーラーズ(3勝6敗)20―10セインツ(3勝7敗)
コルツ(4勝1分け5敗)25―20*レイダース(2勝7敗)
*パッカーズ(4勝6敗)31―28(延長)カウボーイズ(6勝3敗)
カージナルス(4勝6敗)27―17*ラムズ(3勝6敗)
*49ers(試合中)チャージャーズ
▼14日
*イーグルス(8勝)―コマンダーズ(4勝5敗)
*はホームチーム。ドイツ遠征のバッカニアーズはホーム扱い。日付は現地時間
11/14(月) 11:55配信 スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e119d89cbdc48d520539efa6eaeee15c8ba19f8
延長でビルズを下して歓喜するバイキングスのLBスミス(AP)
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/11/14/jpeg/20221114s00040079300000p_thum.jpg