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ウィザーズ・八村塁は11得点 強敵ジャズを撃破し今季初の3連勝 チームの3P成績は今季ベスト
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ウィザーズは12日、地元ワシントンDCで西地区全体首位に立っている4連勝中のジャズを121―112(前半61―55)で下して7勝6敗。昨季3勝1敗と相性の良かった相手を退けて今季初の3連勝を飾り、ホームでは4勝3敗となった。
3点シュートの成功本数(16)は今季最多で成功率(44・4%)は今季最高。健康安全プロトコルの対象となったブラドリー・ビール(29)は4試合連続で欠場したものの、2試合ぶり復帰のクリスタプス・ポルジンギス(28)が31得点と10リバウンド、10日のマーベリクス戦で今季自己最多の36得点を稼いで勝利に貢献したカイル・クーズマ(27)も23得点と8リバウンド、6アシストを稼いでチームを引っ張った。
マーベリクス戦でクーズマ同様、今季自己最多の23得点をマークしていた八村塁(24)は29分の出場でフィールドゴール(FG)を12本中5本(うち3点シュートは4本中1本)成功させて11得点と4リバウンド、1アシスト、1ブロックショットをマーク。第4Qの残り3分56秒には右ベースライン際からゴール下にカットしたあと、ポルジンギスの好アシストを受けてダンクを成功し、この時点で得点は今季11回目の2ケタ(ベンチプレーヤーとしてはリーグ最多)となった。
第3Qの5分41秒には、今季のジャズの躍進を支えているフィンランド出身のフォワード、ラウリ・マーカネン(25=211センチ)が右ベースライン際から試みたドライブからのフックショットを阻止。ブロックショット数は昨季42試合で9回(自己最多)だったが、今季は13試合で早くも8回を数えている。ただし出場時間帯のチームスコアはマイナス9。10日のマーベリクス戦ではプラス20だったが4試合ぶりにマイナスとなった。
今季の八村の平均は11・9得点(昨季11・3)、5・1リバウンド(同3・8)。シュートの成功率はFGが47・7%(同49・1%)、3点シュートが28・6%(同44・7%)、フリースローは72・44%(同69・7%)となっている。
ジャズの連勝は4で止まって10勝4敗。ジョーダン・クラークソン(30)がチーム最多の18得点を稼いだが、今季22・7得点を挙げていたマーカネンは17得点に終わった。
なおウィザーズは13日にワシントンDCでグリズリーズ(9勝4敗)と対戦する。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場5分58秒=4得点)
(1)6分46秒・ゴール下でシュート=○(アシスト・キスパート)
(2)7分32秒・速攻からレイアップもマーカネンにブロックされる=×
(3)10分6秒・右サイドから3点シュート=×
(4)10分33秒・右エルボー付近でプルアップからジャンプシュート=○
▼第2Q(出場3分59秒=無得点)
(5)56秒・左エルボー付近からプルアップでジャンプシュート=×
(6)1分56秒・左サイドからのインサイドを突いて右手でフック=×
▼第3Q(出場6分35秒=3得点)
(7)10分22秒・正面から3点シュート=○(アシスト・グッドウィン)
(8)11分26秒・フリースローライン付近からジャンプシュート=×
▼第4Q(出場12分=4得点)
(9)1分27秒・左コーナーから3点シュート=×
(10)5分4秒・ディフェンス・リバウンドをキープしてコースト・トゥ・コースト=○
(11)8分4秒・右ベースライン際からゴール下にカットしてダンク=○(アシスト・ポルジンギス)
(12)11分32秒・左サイドから3点シュート=×