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流行語候補に野球6語 やくみつる氏「私がゴネたわけではない」ノミネートの裏事情を説明
今年は野球から「きつねダンス」「BIGBOSS」「青春って、すごく密なので」など6語が入った。一方で、北京冬季五輪が行われた五輪イヤーにも関わらず、五輪やその他のスポーツ関連は一つも入らなかった。
選考委員を務めているやく氏は、大の野球ファンでも知られる。「“野球関連の言葉が候補30の中に多すぎるんじゃないか?やくみつるがねじ込んだんじゃないか?”という意見がネットにあるように聞いたんですが、とんでもない誤解です」と、伝え聞いたネット上の意見に反論。「私はむしろ、野球用語を削ろうとしたんですよ。“もっといろんなジャンルから選んだ方がいいんじゃないか?”って」と、選考会議で出した意見を明かした。
やく氏が野球関連を外そうと提案すると、「選考委員が“いや、これを落とすにはしのびない”ということで、線上に浮上してきまして」ということが起きていたという。「逆なんでございます。これは声を大にして言いたい。私がゴネたわけではない」と、あらためて主張していた。
「ナイツ」の土屋伸之は「実際、今年の野球界はありましたもんね。村神様も絶対入るし、大谷さんも入れたいし、佐々木朗希もあったし」と、話題豊富だった野球からの大量ノミネートには理解を示した。
北京冬季五輪からは、スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢の大技が、“候補の候補”に入っていたというが、やく氏は「日常会話であまり聞かれなかった」と選外の理由を説明した。また、コロナ禍で行われた大会で、選手の会見の多くがリモートで行われたことも一因と解説。「選手の方も通り一遍のことしかおっしゃらないので、とっさの言葉が出てこないんですよね」とし、選手とメディアとの距離感の大切さを痛感していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d24802a319bb53a3baa3f992789d86e39e79936