【経済】ジム・ロジャーズ氏日本に警告「戦争と独裁者」

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【経済】ジム・ロジャーズ氏日本に警告「戦争と独裁者」

1: 田杉山脈 ★ 2022/11/13(日) 01:37:07.90 ID:wUa0w/xk
ロジャーズ氏は「世界はどんどん危険な方向に向かう」と断言する。「米国は戦争が好きだ。15年に一度、戦争をしている」と今後も戦争が起きる可能性に警鐘を鳴らす。「日本は悪い言い方をすると、米国の『言いなり』になっている。景気が悪化する中で、米国にどんどん頼りがちになる」「日本が米国の戦争の巻き添えになる可能性は高い」「米国から完全に自立すべきだ」とロジャーズ氏はいう。

しかし、現状は日米安全保障条約で、日本は米国の核の傘に入っている。私も参議院外交防衛委員長を経験したが、日本の役割は、アジアで戦争を起こさせない、平和のための交渉役だ。台湾進攻をきっかけに、米国と中国が衝突すれば、米軍基地のある日本も標的になる可能性は高い。

ロジャーズ氏は「米国と中国が戦争になった場合、遠く離れたアジアでは、米国は勝てない」との見通しも持つ。日本は防衛力を増強し、世界での発言権を増し、米国一辺倒から距離を置く必要も求められる。

しかし、莫大(ばくだい)な防衛費の増額で、歳出が急拡大すれば、戦争の前に財政破綻が先に来ることもある。日本は、今後数年間の間に「戦争」と「財政破綻」と2つの国難に直面する可能性がある。

ロジャーズ氏は「一国が破綻した後は、右翼や左翼の独裁者が出現する」と歴史から指摘する。かつての、ヒトラーやムッソリーニのように「現状が悪いのは、われわれのせいではなく外国のせいだ」と危険なポピュリスト(大衆迎合主義者)が台頭し、国民を戦争の道へと誘う。こうした、財政破綻がきっかけで、戦争の可能性もあり得る。

破綻した後、歳出カットを掲げるリーダーが登場しても、国民が「きびしい」「つらい」と思えば、そのリーダーは短命に終わる。破綻後、3人目ぐらいに真のリーダーが登場すると、ロジャーズ氏は予測をし、私に「日本の政治家に、そうした本物のリーダーはいるか」と質問した。

私は「今の日本の国会議員に、大衆迎合でなく支持を集められる、本物のリーダーはいない。いるとしたら、今、政治家ではない人が、候補だろう」と答えた。
(ワタミ代表取締役会長兼社長 渡邉美樹)

https://news.yahoo.co.jp/articles/413f791c8da804367f7595d069dca0eb648c21cb


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