あわせて読みたい
阪神・西純矢 新球カット習得で完投増やす 今季の「フォークに頼って」被弾を反省
「阪神秋季キャンプ」(10日、安芸)
さらなる飛躍のカギは習得中の新球が握っている。阪神・西純矢投手(21)が10日、秋季キャンプ第3クール初日のブルペンで新たにカットボールを試投した。求めるのは、先発完投型の投手。早いカウントで打たせる球種を覚えて球数&被本塁打数を減らし、フル回転で先発ローテを担うことが目的だ。
ブルペンに入った西純は、一球、一球、曲がりを確認しながら投げた。中盤にエンジンがかかってくると「いまのどうですか?」とブルペン捕手に曲がり幅などを確認。明確な意図を持った新球・カットボールに、来季の目指す投手像が見えてきた。
「横変化の球種はあまり自信がなくて、フォークに頼ってホームランを打たれることが多かった。スライダーは曲がりすぎるので、カットボールでうまくカウントを取れたらと思って」
変化球が解禁されたブルペンで75球のうち、カットボールを5球投じた。最後はブルペン捕手から「OKサイン」。カーブ、スライダー、ツーシーム、チェンジアップ、フォークに次ぐ変化球は、まだまだ不完全ながらも、上々の手応えに自然と笑みもこぼれた。
プロ3年目の今季は14試合に登板し、6勝3敗、防御率2・68をマークしたが、完投は1試合のみ。先発完投型を理想とする右腕。長いイニングを投げるために、投球の幅を広げる必要があると自己分析した。
頻繁に使っていたフォークは空振りを取れる半面、投げ損なえば一発を食らう危険性を伴う。そのため「真っスラ(真っすぐに近いスライダー)が理想。完投するために取り入れられればいい」。オリックスの絶対的エース・山本がカウント球として有効に使っているカットボール習得に取りかかった。
目標とする先発ローテを守り抜くためには、少しでも球数を少なくしながら長いイニングを投げることが必要。今後も完全習得へ向けて意欲的に取り組んでいく方針で「12月も練習してみて」と西純。2桁勝利も期待される4年目のシーズンへ向けて、飛躍への準備を整えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ebae9419136d4ba5aac942755927f0c90c57d81
よっ、右のエース。
阪神・西純 新球カット習得で完投増やす 今季の「フォークに頼って」被弾を反省(デイリースポーツ)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ebae9419136d4ba5aac942755927f0c90c57d81 …