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海外では大型ネコ科のピューマをペットとして飼育している家族がいくつか存在する。代表的なのは、劣悪な環境にいた動物園から引き取られたロシア在住のメッシ(オス)だろう。
そしてウクライナにもピューマをペットとして飼っている家族が存在する。メスのシュヘルを飼っている夫婦は、誕生日を祝ってたくさんの風船を用意した。
イエネコが猫じゃらしでじゃれるのごとく、ヘリウムで浮かぶ風船にじゃれまくるピューマのシュヘル。風船を割る遊びだと思っているようで、激しく飛び掛かり、全部粉砕しちゃったよ。
Playful Puma Pops Birthday Balloons
ウクライナ・オデッサ市で飼われているメスのピューマ、シュヘルさんが誕生日を迎えた。飼い主夫婦はお祝いに風船をたくさん用意。
するとシュヘルさん、浮かんでる風船を怒涛の如く撃墜しはじめる。
ピューマはきちんとしつければ、人馴れもするし、ちょっと大きなイエネコのような振る舞いをする。
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だがそれでも大型ネコ科。体も大きいし力も強い。ヘリウム風船を攻撃しているさまをみると、その身体能力の高さがうかがえる。
ただ遊んでいるだけだけど、野生のネコ科の底力を堪能させていただくことができたって感じだ。
ピューマはもともと、カナダのブリティッシュコロンビア州から、チリにかけてのアメリカ大陸に生息する。なのでウクライナ方面にいるピューマは輸入されてきたものだろう。
成長すると体長は150cm前後、体重50kg前後(オスの方がおおきい)になる。大型ネコ科の中では特に嗅覚が鋭く、眼球が大きいため、視力が高い方だそうだ。
寿命は野生下で12年ほど、飼育下では25年生きる個体もいるという。
日本では2020年の時点で、特定動物に指定されており、2019年6月には愛玩目的での飼育が禁止された(2020年6月に施行)。