あわせて読みたい
【朗報】阪神・岡田監督(どんでん)、さっそく選手を覚醒させる 大山「こういうことか」
1: 風吹けば名無し 2022/11/10(木) 16:14:16.02 ID:mHaQnYVW0
スタンドのファンから拍手が湧き起こる。視線の先には快音を響かせながら、次々と打球を柵越えさせる「背番号3」の姿が。実は直前のティー打撃中に、大山は岡田監督に“魔法”をかけられていたのだった。
言葉としては「スピンをかけろ」。助言を受けた大山は「自分ではそういうやり方かなと…」と、最初はボールの下をたたいてティー打撃を“かち上げていた”。すかさず指揮官が「オマエ、下たたいてるやろ」と指摘。指示はボールの上をたたいて、ラインドライブのスピンをかけるというものだった。
その後に向かったフリー打撃で試すうちに、「何となくですけど“こういうことか”」と徐々に体得。次々と柵越えが飛び出し、「打球の質というか、自分で打っていても違いましたし、投げてもらっている投手の方も『今日ちょっと違ったけど』と」と明らかな変化が表れたという。
しかし、この「打球の上をたたいてスピンをかける」というコツ。普通に考えればボールの下をたたいた方が、飛距離が出るイメージが湧く。
それでも大山が「飛距離が出た打球もありますし、失速しそうなところからもうひと段階伸びる感じも何球かありました」と証言。同じ助言を受けた板山に至っては「170キロくらいになって、10キロくらい上がった。飛距離的にも今までにない打球が出た」と、打球速度の数値にまで明確な改善があったという。
「グニャッていうイメージですね、難しい」と大山が首をひねり、板山も「言うのは難しいけど、言われてみれば糸井さんとかもそうやって打っていたのかな?」。言葉で伝えるのは難しい感覚ながら、成果は一目瞭然-。岡田監督が放つ助言の“魔力”を、まざまざと見せつけられる結果となった。