2022年11月10日 11時40分
松野官房長官は、法務大臣は死刑のはんこを押したときだけニュースになる地味な役職だなどと発言した葉梨法務大臣を、10日朝、軽率な言動をしないよう厳重に注意しました。
そして葉梨大臣は10日の参議院法務委員会で「職務を軽んじているような印象を与える発言についておわび申し上げる」と謝罪したうえで、撤回しました。
葉梨法務大臣は、9日夜、東京都内で開かれた会合であいさつした際、法務大臣の職務に関連して「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職だ」などと発言しました。
これを受けて松野官房長官は、10日朝、葉梨大臣を総理大臣官邸に呼び、軽率な言動をしないよう厳重に注意しました。
これに対し、葉梨大臣は「法務省の職務を軽んじるような印象を与えたとすれば、率直におわびを申し上げる。今後は慎重に注意したい」と伝えました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221110/k10013886631000.html