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阪神・木浪は「遊撃一本」岡田監督が方針固める「あんな肩が強いと思わんかった」
阪神・岡田監督は、木浪を「遊撃一本」で勝負させる方針を固めた。この日の練習後、改めて「新しい発見というか、あんな肩が強いと思わんかったな。木浪はな」と再評価。その上で「そんなん(二塁と遊撃の)両方というのはな、まだショートはな、小幡は候補やけど…誰がポジション獲るか分からへんから」と続けた。
就任直後から、二遊間の定位置奪取の条件として守備優先を掲げてきた指揮官。特に木浪の地肩の強さを今秋キャンプで再発見し、二遊間としての動きに目を光らせてきた。1年目から評価の高かった打撃面にも期待できる。入団から2年間は遊撃で80試合以上の出場を誇った木浪も、近年は二塁、三塁での出場が増えていたが、今後は中野、小幡らと白紙状態になっている遊撃のレギュラー争いに加わることになる。
指揮官の方針を伝え聞いた木浪は「秋季練習ではセカンドと言いましたけど、内野手は競争なのでそれに勝つために自分のことをやるだけ」と呼応した。来季で29歳。再び脚光を浴びる好機が訪れた。(石崎 祥平)
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