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巨人、国内FA行使が決定的な西武・森友哉を調査へ オリックスと争奪戦も
巨人が今オフの補強候補として、西武・森を調査していることが判明した。森はこの日までに、今オフFA権を行使することが決定的となった模様。正式に宣言に至れば、巨人も獲得レースに参戦する可能性が浮上した。
森は13年ドラフト1位で西武入り。15年に正捕手の座をつかむと、19年に打率3割2分9厘、23本塁打、105打点の成績で、パ・リーグの捕手としては1965年の野村克也以来54年ぶり2人目となる首位打者に輝き、球界屈指の“打てる捕手”としての評価を不動のものとした。また今季は、パ・リーグトップのチーム防御率2・75を記録した西武投手陣を好リードで引っ張るなど、守備面でも大きな成長を見せた。
巨人は今季、大城が104試合、小林が29試合、岸田が5試合、山瀬が4試合、喜多が1試合と計5人がスタメンマスクを経験するなど、正捕手を固定しきれないシーズンとなった。主戦の大城は配球面に、小林は打撃面に課題を残しており、森の存在は両者への大きな刺激にもなり得ると言える。オリックスなど他球団も調査を進めていると見られるが、正式な宣言に備えて森の動向を注視していく。
◆森 友哉(もり・ともや)1995年8月8日、大阪府生まれ。27歳。大阪桐蔭では強打の捕手として2年時、春夏の甲子園で優勝。13年のドラフト1位で西武入りした。1年目の14年に初出場を果たし、19年には打率3割2分9厘で首位打者に輝き、リーグ優勝に貢献した。最優秀選手賞1度、ベストナイン3度受賞。今季は102試合出場で打率2割5分1厘、8本塁打、38打点。170センチ、85キロ。右投左打。背番号10。
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e7a32dfb030490a3eb79643db616a815ee969eb