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堀内恒夫氏「中学で入部したのがサッカー部。野球部に連れ戻されたけど、元はサッカー少年」甲府天皇杯優勝を祝福
◆第102回天皇杯全日本選手権決勝 甲府1(PK5―4)1広島(16日・日産スタジアム)
J2甲府が、J1広島を破る番狂わせで初優勝した。前半26分にFW三平が先制したが、後半39分に同点とされ延長戦へ。120分の激闘でも決着はつかず、PK戦を5―4で制した。J2勢の制覇は2011年度大会のFC東京以来2度目で、クラブ史上初めて国内の主要タイトルを獲得。初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権も得た。J2では7連敗中で18位と低迷する中、クラブが掲げる「風林火山」のごとく、J1クラブを5連破して下克上の天下取りを果たした。
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スポーツ報知野球評論家・堀内恒夫さん(甲府市出身)「甲府南中で最初に入部したのがサッカー部。半年で野球部に連れ戻されたけど、俺は元はと言えばサッカー少年だったんだ。フロント関係者にも知人が多くて、甲府がJ1に昇格した時の開幕戦で始球式をやったこともあるよ。思い入れが人一倍、強いチームなのに、きょうは延長後半でPKを取られた時に『万事休す』と思って、テレビを切った。PK戦も、だから見ていなかった。今大会は奇跡続きだったけど、最後までミラクルだったんだな。感動的なシーンは見られなかったけど、うれしい。でも、俺以上に甲府市民のみんなが喜んでると思うよ。J1に昇格した時以来のうれしさだよ。楽しいことが少ない中で、久々に胸のすくようなニュースだ」
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/12cf9b432258e16ce114e206e595b0fc89f7bd55