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スキージャンプ・高梨沙羅を悩ますスーツ規定問題 SAJ関係者は「日本選手がターゲット?それはない」
1: 名無しさん@恐縮です 2022/10/26(水) 18:07:17.04 ID:chrm08VF9
〝難題〟を克服できるか。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(26=クラレ)が25日、都内で開かれた2022―23年シーズン開幕前の会見に出席。「ジャンプをやると決めた中で、自分のやるべきことに尽くすしかない。目の前のやるべきことをこなしていきたい」と抱負を語った。
国際スキー連盟(FIS)がスキー板の規格改正などルール変更を行ったことについては「(規格が変わった)道具にいち早く慣れていくことが大事」としつつも「道具に合わせきってしまうと、また変更があった時に変えられなくなるので、そこを意識しながらやっていきたい」と再変更も視野に入れながら臨む構えだ。
一方で、今季も関心を集めそうなのが「スーツ問題」だ。高梨は2月の北京五輪混合団体で自身のスーツ規定違反によりメダルを逃し、今月のGPクリンゲンタール大会でも同様に失格となった。選手からは測定方法を疑問視する声が上がる中、全日本スキー連盟(SAJ)関係者は「どんどんルールを変えて、いいものにしようと思っても、人間がやっていることだからどうしても〝穴〟というものができてしまう」と指摘する。
その上で「日本選手がターゲットにされている? それはない。選手には競技そのもの以外のところで気を使わせてしまって申し訳ないが、ジャンプはこういうものだと割り切ってやっていくしかない」と強調した。日本だけではなく他国の選手も失格になっているだけに、SAJ側は現行のルールを受け入れるしかないとの立場だ。
とはいえ、今後も失格が相次ぐようであれば、再び物議を醸すことは必至。選手たちは、引き続き難しい戦いに挑むことになりそうだ。