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ウィザーズが2年連続で開幕から連勝 苦手のブルズに2点差で勝利 八村塁は12得点
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ウィザーズは21日、地元ワシントンDCでのホーム開幕戦に臨み、昨季の対戦成績が3戦全敗だったブルズと対戦。102―100(前半56―50)で競り勝って2戦2勝。ブルズには昨季3戦全敗で過去4シーズンで3勝11敗と大きく負け越していたが、連敗を3で阻止して2年連続で開幕から白星を2つ並べた。
八村塁(24)は途中出場で24分のプレータイムを与えられ、フィールドゴール(FG)の成功は9本中4本(うち3点シュートは2本とも失敗)、フリースロー(FT)は4本すべて成功させて12得点。第1Qに4得点をマークし、第2Q3分52秒にフリースローを2本決めたところで得点は2ケタに達した。ターンオーバーは前半で2度喫したものの、第4Qにはブルズのセンター、アンドレ・ドラモンド(29)からチャージングを誘い、4リバウンド(オフェンス1)と1アシストも記録。ただし出場時間帯のチームスコアはマイナス17(初戦のペイサーズ戦はマイナス6)だった。
ウィザーズは第3Qの5分40秒で71―54と17点をリードしたが、このクオーターはここから6―20。77―74で第4Qを迎え、一時9点のリードを奪ったものの、残り1分19秒と31・5秒に2度同点に追いつかれた。しかし残り7・4秒、この日19得点のブラドリー・ビール(29)が難しい体勢からシュートを決めて勝ち越し。その後のブルズのオフェンスを食い止めて逃げ切った。
ウィザーズではカイル・クーズマ(27)がチーム最多の26得点を稼ぎ、大詰めで6反則退場となったクリスタプス・ポルジンギス(27)は14得点。ベンチ勢では昨季ホークスに在籍していたデロン・ライト(30)が6得点ながら3リバウンド、4アシスト、3スティールマークしている。またウィザーズで11シーズン目を迎えているビールの通算アシスト数は2715となり(この日8アシスト)、ロッド・ストリックランドが保持していたチームの歴代記録(2712)を更新した。
昨季24・4得点を挙げたザック・ラビーン(27)を故障で欠いているブルズは1勝1敗。デマー・デローザン(33)は32得点をマークしたものの、逆転を狙って放った最後の3点シュートはリングに嫌われた。ニコラ・ブーチェビッチ(31)はFTを12本すべて成功させて24得点、ラビーンに代わって先発しているアイヨ・ドスーム(22)は7得点にとどまった。
なおウィザーズは23日に敵地クリーブランド(オハイオ州)で今季3戦目を行うことになっている。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場6分47秒=4得点)
(1)7分30秒・正面からポルジンギスのパスを受けてゴール下=○(アシスト・ポルジンギス)
(2)8分35秒・正面からプルアップでジャンプシュート=○
(3)左ベースライン際からゴール下でダブルクラッチ=×
▼第2Q(出場5分55秒=6得点)
(4)2分49秒・フリースローライン左からステップバックでジャンプシュート=○
(5)3分25秒・左サイドからカット。ペイント内でライトのパスを受けてターンアラウンドからジャンプシュート=○(アシスト・ライト)
(6)3分43秒・キックアウトされたボールを左サイドから3点シュート=×
*3分52秒・フリースロー2本=○○
▼第3Q(出場6分3秒=無得点)
(7)10分49秒・右サイドからジャンプシュート=×
▼第4Q(出場5分6秒=2得点)
(8)2分44秒・左ローポスト付近からのパワープレー。ターンアラウンドからのジャンプシュート=×
(9)4分8秒・左サイドから3点シュート=×