阪神・岩崎優がＦＡ宣言残留を表明 「絶対に“アレ”をして喜ばせたい」 ４年８億円の大型契約で合意

【阪神】岩崎優がＦＡ宣言残留を表明「絶対に“アレ”をして喜ばせたい」４年８億円の大型契約

　阪神の岩崎優投手が２４日、兵庫・西宮市内で今季取得した国内フリーエージェント（ＦＡ）権を行使した上で、残留することを表明した。４年総額８億円（推定）の大型契約で合意した。

　岩崎は「ＦＡ宣言をした上で、残留することに決めました」と明かし、「まず、タイガースに必要とされているのかという不安もあったんですけど、そこで必要にしてくださっていたっていうのが１つの理由でもありますし、タイガースで９年間やって、まだ優勝してないっていうのもあって、それを達成したい。周りから残ってくれたらうれしいとか、そういう声もあって、ほんとに理由はたくさんあります」と胸中を吐露した。

　シーズン後に本格的な話し合いを複数回を行い、宣言残留については「話をしていく中で、自分でそうしたいと決めた」と説明。

　来季に向け、「自分がどんどん数字を出して、その上で引っ張っていかないといけない。絶対にアレ（優勝）をして、（ファンを）喜ばせたいなと思います」と決意を新たにした。

　嶌村球団本部長は４年の長期契約の理由を「まだまだ老け込む年齢ちゃうからね。どんどん、どんどん投げてもらわなあかん」とし、「ぜひ残ってほしいということと、本当に１年目からようやってくれてますね、というところを踏まえて。本当に残っていただいて、ほっとしております」と喜んだ。