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Ｊ２いわてグルージャ盛岡、群馬に大敗しＪ３降格決定的に…秋田監督は退任表明
試合終了後、サポーターにあいさつする岩手イレブン
いわてグルージャＪ３降格決定的に…秋田監督退任表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20221017-10171024-sph-socc
◆明治安田生命Ｊ２リーグ第４１節 群馬５－１岩手（１６日・正田スタ）
いわてグルージャ盛岡が敵地で群馬に１―５で敗れ、来季のＪ３降格が決定的になった。Ｊ３首位いわきＦＣにＪ２ライセンスが与えられなかった場合のみ降格回避の可能性があり、秋田豊監督（５２）は今季限りでの退任を表明した。
Ｊ３最終節で歓喜の昇格を果たした昨年１２月５日の沼津戦から、わずか３１５日。目の前で残留を決めた群馬とは対照的に、岩手のＪ３降格が決定的となった。勝利しかない直接対決で、０―２の後半１５分にＦＷクリスティアーノ（２３）のゴールで１点差に。しかし１分後に３点目を喫すると、その後は緊張の糸が切れたように失点を重ねた。秋田監督＝写真＝は「勝てない試合を見せてサポーターに申し訳ない。今季限りで監督は辞めます」と退任を表明した。
Ｊ３時代の２０年に就任し、専用グラウンドがないなど恵まれない環境の中で昨季はクラブ初のＪ２昇格に導いた。今季は大胆なターンオーバーで選手同士の競争心をあおり、登録３８選手のうち３５選手が出場機会を得た。ただ最多得点者はＦＷブレンネル（２３）の４にとどまり、４１試合で３５得点はリーグ２０位タイ。７８失点はワーストだった。「勝ちに持ってこられなかったのは全て僕の責任」と謝罪した。
ただ、元日本代表ＭＦ宮市亮の弟・剛（２７）をＦＷからウィングバックにコンバートして主力に育てるなど、功績も示した。試合後に涙を流した宮市は「秋田さんには３年間お世話になって感謝しています」と話した。自動降格圏の２１位以下は決まったが、いわきの動向次第で残留の可能性はゼロではない。指揮官は最終節の甲府戦（２３日・ＪＩＴス）へ「１％でも可能性がある限りトライするのがプロ。勝って２１位で終われるよう全力を尽くす」と誓った。（岩崎 敦）
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