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ふみふみは、子猫のときの名残だといわれています。
子猫がお母さんのおっぱいを飲むときに、母乳が出やすいようにおこなう仕草が「ふみふみ」です。
おっぱいを刺激することでお乳が出やすいようにする本能的な行動なので、人間で言うと指しゃぶりに近いものかも知れません。
猫はまるでパンでもこねているかのように、あるいはマッサージでもするかのように、前脚を動かして、こねこね、ふみふみする習性がある。
なんとも愛らしい仕草だが、家族が猫の真似をしてクッションをこねこねしていたの見て、黙っていられなかった猫がいる。
すっと立ち上がり、「いいかおまえら、こね方っていうのはな」とドヤ顔でふみふみを中央出始めたのであった。さすがふみふみの元祖、こねっぷりが違うわ。
まるでお菓子の生地をこねているように見える仕草から、海外では「ビスケットづくり(make biscuits)」と呼ばれている猫ふみふみ。
なぜこの仕草をするかは様々な理由があるのだが、それはのちほど説明することにして、まずはこの猫シャンの愛くるしさを観察しよう。
飼い主たちが猫の目の前に置いてあるクッションを、猫の真似をして両手の指先を使ってもみもみ、こねこねを開始した。
すると本能がうずいてしまったのか、猫がスクッと立ち上がった。
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クッションの中央へとやってきて、「いいかおまえら、よく見とけ」って感じで、長年培った匠の技でクッションをこねはじめたのだ。
うん、これならクッションもいい感じにこねられて、おいしいパンが焼けることでしょう、きっとそう?
大人になっても猫がふみふみする理由
うちの猫もそうなんだけど、猫は前脚を交互に動かして、やわらかいものを踏みふみする習性がある。
特に子猫に多いのだが、大人になってからもやり続ける猫もいる。個体差があるのでもちろんやらない猫もいる。
生まれたばかりの子猫はお乳を飲む時、よく出るように母猫のお腹を揉むのだそうで、その習慣が大人になってからも続くようだ。
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大人の猫がふみふみする場合、母親と一緒にいた時の、安心感や癒しを得るためにすることがあるという。
もしくは、そこは自分の場所だと主張する為、気持ちよくそこで寝る為、飼い主にするのであれば、飼い主を大切に思う愛情を示す時にやる場合もあるそうだ。
いずれにせよふみふみの仕草は人間にとってセロトニンが誘発される癒しの行為であることには間違いなさそうだ。