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【大学野球】中大・森下翔太がラストアピール今季1号「ドラフト前に1本出たのは満足」…阪神、西武外れ1位候補
◆東都大学野球 ▽最終週第2日 日大2―3中大(19日・神宮)
ドラフト上位候補の中大・森下翔太中堅手(4年)は1点リードの8回無死から左翼越えのソロ本塁打を放つなど2安打2打点の活躍でドラフトへ向けて猛アピール。チームも勝利して優勝の可能性を残した。勝てば優勝の青学大は9回に2番手で登板した常広羽也斗投手(3年)が適時内野安打を打たれ、サヨナラ負けで1勝1敗。国学院大は延長10回に冨田進悟内野手(2年)が2点適時打を放ち、2―1で勝利して1勝1敗。25日の3回戦で国学院大が勝ち点を奪うとリーグ優勝が決まる。
ドラフト前日に豪快な一発で猛アピールだ。1点リードの8回、先頭の森下が真ん中高めの直球を鋭く振り抜く。打球はスラッガー特有の放物線を描いて左翼スタンド中段へと飛び込んだ。今季1号となる貴重なソロはリーグ戦通算9号。「最初は大きいのを狙っていたけどベンチから『チャンスメイク』という言葉が聞こえて、つないでいこうと切り替えたところであの一発が出た」。抜群のスイングスピードを持つだけに、つなぐ意識で十分な飛距離が出せた。
チームの優勝と自身のドラフトに向けて大きな一打になった。負けられない一戦で先制打と本塁打を含む2安打2打点。1年春から中心選手として活躍してきた森下のバットによって中大は他校の結果次第で優勝の可能性が残った。貴重な右の大砲としてドラフトでは阪神や西武の外れ1位候補にも挙がる。「リーグ戦とドラフトは別と考えていたけど、ドラフト前に1本出たのは満足しています」と表情を緩めた。
運命のドラフトを控え、「自分の進路が決まる。マイナスな面は今のところ持っていない。指名された球団に貢献できるように頑張りたいと思っています」。大学屈指の強打者が吉報を心待ちにしている。(宮内 孝太)
◆森下 翔太(もりした・しょうた)2000年8月14日、神奈川・横浜市生まれ。22歳。東海大相模では1年夏からレギュラー。中大では1年春にリーグ戦初出場でリーグ通算9本塁打。大学日本代表には1年から選出。遠投100メートル、50メートル走6秒3。182センチ、90キロ。右投右打。
阪神ドラフト希望
1位浅野翔吾 高卒外野手
(外れ)森下翔太 大卒外野手
2位金村尚真 大卒or河野社会人右投手
3位久保修 大卒外野手
4位田中幹也or友杉 大卒内野手
5位森下瑠大or門別 高卒左投手
6位高卒右投手
あくまでもドラフト前の希望です
入団した選手は応援します📣
#ドラフト会議2022
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