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帰国のエンゼルス・大谷翔平「日の丸を背負って戦いたい」 WBCへの思い語る
投打の二刀流で今季も活躍した米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(28)が18日、帰国した。上下紺のジャケットとパンツに白いTシャツを合わせた服装で取材に応じた。今季を振り返りながら、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への思いなども語った。【角田直哉】
――シーズンを終えて日本に帰国した心境は。
◆向こうではシーズンが終わって少したっているが、他のやることを終わらせて今日帰ってきたので、またここから来年に向けて、頑張りたいなと思います。
――最優秀選手(MVP)の行方も注目されている。
◆候補に挙げてもらえるだけで幸せ。それだけいいシーズンを送れたということは自信になる。そこも含め、また来年以降もいい結果が残せるように頑張りたい。
――来年3月にはWBCが開催される。現時点の考えは。
◆向こうでは一度、(侍ジャパンの)栗山(英樹)監督にも会って話はした。まだ、決断はしていないがゆっくり考えたい。(栗山監督からは)監督としての意気込みや決意、「一緒に野球をしたい」と言ってもらえた。そこだけでうれしい。まずはいい状態を長く続けられるように、そこがあって最終的に出るか出ないかは決めたい。
――WBCへの思いは。
◆前回(2017年)は足首のけがもあって、なかなかタイミングが合わなかった。いい状態でコンディションが整っていないと、なかなか時期的には難しいと思う。出たいなという思いは日本の時からずっと思っていたし、そういう大会で日の丸を背負って戦いたいなという気持ちはもちろん持っていた。前向きにはもちろん捉えている。
――日米球界の多様な場面で二刀流の選手が注目を集めるようになった。
◆それだけオープンに捉えてもらえる球団が多いのは、選択肢として多くあるということ。やっている身としてはうれしいし、そういう選手が出てきた時に、もちろん頑張ってほしい。自分自身、いいサンプルとしていい成績が残るように。(二刀流を志す選手の)道が狭くなるようなことだけはしないように頑張りたい。
――日本に戻ってきて楽しみなことは。
◆おいしいものをまず食べたい。トレーニングをしながら、ゆっくりしたいなと思っています。
――来季、23年シーズンに向けた目標は。
◆今年のキャンプインが今までで一番いい体の状態で臨めたと思うので、それを超えるようなコンディションで(キャンプに)入れるように頑張りたい。シーズンに入ったら、それを長く続けられるように頑張りたいなと思っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3e787f424a43c1e8570eb6204a0e3fe4a89af4a