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錦織 12年ぶりに世界ランキング消滅、17日付でポイント0に
男子テニスの17日付ATP世界ランキングが更新され、錦織圭は2010年4月19日以降維持してきた自身のポイントが消滅し、約12年6カ月ぶりにランク圏外となった。
32歳の錦織は今年1月に股関節の手術を行い、以降はリハビリのためツアーを離脱。最後に出場した大会は昨年10月4日に開幕したBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で、錦織は1回戦でJ・ソウサ(ポルトガル)を破り2回戦に駒を進めたものの、2回戦でD・エヴァンス(イギリス)にフルセットで屈し敗退となった。
その大会で得た25ポイントが今週の更新で消滅することとなった。
錦織は前々週の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)開催期間中のイベントで、自宅のあるアメリカ/フロリダからリモート中継を結び復帰について言及し「もどかしい日が続いてます。治りそうだったりまた痛みが出てきてしまったり。というのが続いていて、ちょっと他の箇所も出てきたりしているので、なかなか1個の大きなけがによってかばったりして他のところをけがして、というのもあり、なかなか。本当に楽天オープンは出たい思いがたくさんあって、夏くらいには出れるだろうと思いながらリハビリをやっていたんですけど、痛みと違うとこの痛みが出てきてしまって、残念ながら日本では今回はプレーできなかったですね」とコメントしていた
復帰時期については「僕も早く出たい気持ちはあるんですけど、ちょっと先が見えなくて、あと1カ月後とかにアメリカとカナダのチャレンジャーに予定はしているんですけど、どうなるかが今のところ自分のなかでもわからなくて、もしかしたら今年出れなくなる可能性もあったりして、模索中で、決定はしていないです。なるべく焦らないように、気持ちが先行してメンタルが疲れて、とアップダウンがすごく最近多いので、リラックスしながらやっています」と語り明言は避けた。
今後は今月24日に開幕するラスベガス・テニス・オープン(アメリカ/ラスベガス、ハード、ATPチャレンジャー)、11月7日に開幕するカルガリー ナショナル・バンク・チャレンジャー(カナダ/カルガリー、ハード、ATPチャレンジャー)、同月13日に開幕するドラモンドビル・チャレンジャー(カナダ/ドラモンドビル、ハード、ATPチャレンジャー)にワイルドカード(主催者推薦)で出場することを予定している。