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【中朝関係】 習近平氏が金正恩氏に電報…「世界平和へ、より大きな貢献を果たす用意がある」
習近平氏が金正恩氏に電報…「世界平和へ、より大きな貢献を果たす用意がある」
【ソウル=中川孝之】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、中国の 習近平総書記(国家主席)が13日に 金正恩朝鮮労働党総書記に送った電報で「中朝が戦略的な意思疎通を深め、団結を強化する重要性は一層際立っている」と訴えたと報じた。
電報は、正恩氏が中国の建国73年(今月1日)に合わせて習氏へ送った祝電に応えたもの。日米韓に対し、後ろ盾の中国との連携をアピールするために公開したとみられる。習氏は、北朝鮮による9月下旬からのミサイル発射などには触れず、「地域と世界の平和と安定を守るため、(中国が)より大きな貢献を果たす用意がある」と強調している。
朝鮮労働党は16日、中国共産党の第20回大会開幕に合わせて祝電を送った。党大会が、習氏を中核とする党の指導力を一層強化し、「歴史的な大会になるものと確信する」との内容だ。