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【嘘つき韓国】日帝強制動員の被害者キム・オクスンさん死去…享年93
▲ 生前のキム・オクスンさん
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日帝による強制動員の被害者で戦犯企業と訴訟中だったキム・オクスンさんが死去した。享年93。
民族問題研究所は17日、「16日未明、勤労挺身隊被害者キム・オクスンさんが死去した」と明らかにした。1929年に全羅北道群山(クンサン)で生まれたキムさんは、国民学校6年生だった1945年4月に勤労挺身隊として動員され、戦犯企業である不二越の工場で航空機の部品や薬きょうなどを作る仕事をさせられ、同年11月帰国した。
キムさんは2015年4月から加害者である不二越を相手取り、韓国と日本で損害賠償訴訟を続けてきた。民族問題研究所は「訴訟を起こす時、キムさんは『悔しいというのはきりがないけれど、今考えると涙ばかり出る。あの時苦労したことを考えると』とおっしゃった」と語った。同事件は2019年1月18日にソウル高等裁判所で原告勝訴判決が下され、その後、不二越側が上告し、3年8カ月にわたり最高裁で係争中。これでキムさんを含め、不二越を相手取って訴訟を起こした1~3次訴訟の原告(被害当事者)23人のうち、13人が死去したことになる。
キムさんが生前暮らしていたソウル鍾路区敦義洞(チョンノグ・トニドン)の住民協同会は、17日から19日午後6時まで焼香所を開設する予定だ。焼香所の所在地は鍾路区敦化門路(トンファムンノ)9街道12-2。遺族の意思により、葬儀は別途行わない。埋葬地はキムさんの故郷の群山。
▲ ソウル鍾路区敦化門路9街道12-2に設けられたキム・オクスンさんの焼香所