アルビレックス新潟がJ2優勝！昇格決定の横浜FC、金沢に敗れて2位確定

　明治安田生命J2リーグ第41節が16日に行われ、横浜FCとツエーゲン金沢が対戦した。

　キックオフ前に行われたファジアーノ岡山vsブラウブリッツ秋田で3位岡山が逆転負けを喫したことで、自動昇格が決まった状態でホームに金沢を迎えた2位横浜FC。勝てば首位アルビレックス新潟との勝ち点差を「1」に詰めることができる一方、敗れれば新潟の優勝が決定、引き分けでも得失点差で横浜FCの優勝は絶望的というシチュエーションとなった。

　試合が動いたのは31分、金沢が先制した。相手の中途半端なクリアボールにペナルティエリア左で反応した杉浦恭平が、振り向きざまに左足一閃。ボールをゴール右下へ流し込んだ。さらに34分、左から杉浦が送ったグラウンダークロスに林誠道が合わせて金沢がリードを広げる。

2点差で折り返した金沢は、後半開始早々に3点目を獲得。林がペナルティエリア手前で放ったミドルシュートは相手GKに防がれたが、こぼれ球に反応した松本大弥がボールを押し込んだ。

　横浜FCは66分、長谷川竜也の折り返しにクレーべが合わせて1点を返す。すると71分、金沢の藤村慶太が2枚目のイエローカードで退場。数的有利を得た横浜FCは、同場面で獲得したフリーキックにクレーべが頭で合わせ、1点差に詰め寄る。

　横浜FCはその後も猛攻を仕掛けるが、反撃は実らず。試合はこのまま終了し、残り1試合で横浜FCと新潟の勝ち点差は「4」となり、横浜FCの2位と新潟のJ2優勝が決定した。最終節は23日に行われ、横浜FCは敵地でロアッソ熊本、金沢はホームで栃木SCと対戦する。

【スコア】
横浜FC　2－3　ツエーゲン金沢

【得点者】
0－1　31分　杉浦恭平（金沢）
0－2　34分　林誠道（金沢）
0－3　46分　松本大弥（金沢）
1－3　66分　クレーべ（横浜FC）
2－3　71分　クレーべ（横浜FC）

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