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『中村俊輔』今季限りで引退!44歳決断
中村俊輔 今季限りで引退 44歳決断 日本を世界を魅了した黄金の左足 代表98試合出場24得点 来季のJ1昇格を決めた横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(44)が今季限りで現役を引退することが16日、分かった。日本代表やスコットランド・プレミア… (出典:スポニチアネックス) |
⚽中村俊輔
ついにその時がやってきてしまった。
記録にも記憶にも残る希代のレフティー、俊輔が今年限りで現役生活に別れを告げる。
近年は黄金の左足を支えた軸足の右足首の故障に泣かされ、自身2度目のJ2で迎えたプロ26年目の今季は出場が激減。
今年6月には千葉市内の病院で再び手術をした。
患部がうむトラブルがありながら、足の指でタオルをつかむ動作を繰り返すなど必死にリハビリを続けた。
ピッチでは貢献できなかったが、その姿勢は間違いなく、チームの支えとなった。
語り尽くせないほどの栄光に満ちたキャリアだった。
桐光学園(神奈川)で出場した全国高校サッカー選手権で脚光を浴び、97年に横浜M入り。
22歳で史上最年少MVPに輝くなど、一気にスターへの階段を駆け上がった。
セリエAのレジーナを経て加入したセルティックでは、数々のスーパープレーで多くのタイトルを獲得。
06~07年シーズンの欧州CLでマンチェスターU相手に決めたFK2発は、今も語り草となっている。
まさに直接FKは俊輔の代名詞。J1でも最多24本のFK弾を誇る。
人一倍愛した日本代表でも一時代を築き、全てをささげてきた。
2度出場したW杯では、思い描いたプレーは見せられなかったが、アジア杯などタイトル獲得にも貢献。
03年コンフェデ杯ではフランスのGKバルテズから芸術的なFK弾を決め、05年の同杯では最強ブラジル相手に強烈なミドル弾を叩き込むなど、世界に衝撃を与えた。
数々の栄光の裏では、02年日韓W杯のメンバー落選、横浜時代の13年リーグV逸など挫折も多く経験したが、悔しさをバネに再び頂点に返り咲くその姿は誰をも魅了した。
⚽⚽中村 俊輔のキャリア
【リーグ戦記録】
1997 横浜M(J1) 27試合・5得点
1998 横浜M(J1) 33試合・9得点
1999 横浜FM(J1) 26試合・7得点
2000 横浜FM(J1) 30試合・5得点
2001 横浜FM(J1) 24試合・3得点
2002 横浜FM(J1) 8試合・4得点
2002-03 レッジーナ(イタリア) 31試合・7得点
2003-04 レッジーナ(イタリア) 16試合・2得点
2004-05 レッジーナ(イタリア) 33試合・2得点
2005-06 セルティック(スコットランド) 30試合・3得点
2006-07 セルティック(スコットランド) 33試合・8得点
2007-08 セルティック(スコットランド) 26試合・6得点
2008-09 セルティック(スコットランド) 32試合・8得点
2009-10 エスパニョール(スペイン) 13試合・0得点
2010 横浜FM(J1) 32試合・5得点
2011 横浜FM(J1) 24試合・4得点
2012 横浜FM(J1) 31試合・6得点
2013 横浜FM(J1) 33試合・10得点
2014 横浜FM(J1) 32試合・3得点
2015 横浜FM(J1) 19試合・3得点
2016 横浜FM(J1) 19試合・4得点
2017 磐田(J1) 30試合・5得点
2018 磐田(J1) 16試合・0得点
2019 磐田(J1) 2試合・0得点
2019Jul. 横浜FC(J2) 10試合・1得点
2020 横浜FC(J1) 10試合・0得点
2021 横浜FC(J1) 12試合・0得点
2022 横浜FC(J2)