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『紙魚』なんて読むの?
【紙魚】
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<正解は>
【しみ】
正しい読み方は「しみ」。
紙魚の”紙”は「かみ」「し」、”魚”は「さかな」「ぎょ」と読むことができますが、紙魚を「しぎょ」と読むのは間違いです。
「しみ」というのは、紙魚の他に”衣魚(しみ)”と書き表されることもあるため注意が必要です。
紙魚を「しみ」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。
熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。
”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。
紙魚は「シミ科の昆虫の総称のこと」の意味として用いられています。
体長は約1センチメートルで、体はやや細長く、全身が銀白色の鱗片で覆われています。
体形が魚に似ていることや、古い和紙や衣類などを食べることから、紙魚や衣魚という漢字に「しみ」という読み方が当てられています。