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じつは怖すぎる『星のカービィ』トラウマシーン3選 かわいい見た目が急変…
第1作目の発売から今年で30周年を迎えた『星のカービィ』シリーズ。ゲームボーイからニンテンドーDS、Nintendo Switchと何世代にも渡りながら、メイン作品で13本以上輩出している人気シリーズだ。
カービィはピンク色でかわいい見た目で多くの人から愛されるキャラクターだが、同シリーズには様々な「恐怖演出」が散りばめられており、一部のプレイヤーはトラウマを抱えた人も…。そこで今回は『星のカービィ』シリーズにトラウマシーン3選を紹介したい。
■かわいい見た目が急変…
まず最初に紹介するのは、『星のカービィ』シリーズにおける「トラウマ」の代表キャラクター「マルク」だ。同キャラは、ピエロのような容姿の魔法使いであり、『星のカービィ スーパーデラックス』の中の「銀河にねがいを」で初登場。
同作では、カービィを裏切りラスボス化するのだが、その姿が「トラウマ」となっている人が多い模様。というのも、もともとかなりかわいい見た目をしていたマルクが、ラスボス化すると奇怪な形の翼が生え、装飾品もかなりトゲトゲしくなる。さらに、戦闘中の使用技では体を半分に割り、その真ん中にカード不可のブラックホールを出現させるなど、どれも凶悪だ。
また同作のリメイク版である『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』では、より凶悪化した姿「マルクソウル」となり、さらに異形かつ禍々しく見た目が変化。倒した際には「ギャーーッ」といった怖すぎる断絶魔を叫びながら爆発する…など、当時のキッズたちには強烈なトラウマを植え付けたキャラクターである。
ちなみに、スーパーファミコン版の星のカービィはプレミアがついており、Amazonだと1万円を超える値段で取引されている場合が多い。
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■真っ赤な目玉が追いかける
続いては、『星のカービィ3』のラスボス「ゼロ」だ。カービィたちが住まう惑星「ポップスター」を乗っ取るべく悪事の限りを尽くしていたゼロだが、その見た目は真っ白な球体に赤い目玉という奇妙なもの。
通常状態でも不気味な見た目をしているゼロだが、第2形態へと進化すると中央部が卵の殻のように割れ、真っ赤な目玉のみが飛び出してくるのだ。しかも血しぶきのようなものを撒き散らしながら、カービィを執拗に追いかける姿はトラウマ不可避な演出と言えるだろう。
■シリーズ1の後味悪さ
最後は『星のカービィ64』のエンディングだ。妖精・リボンが黒い雲に追われる中で砕け散ったクリスタルを集めつつ、妖精の国の「リップルスター」を救う…といったストーリーとなっている。
ラスボス・ミラクルマターを倒すとエンディングムービーが流れる。星を救ったあと、カービィらが宇宙船で星に帰る様子とともに、リップルスターの女王とリボンがカービィらに感謝しつつ見送る様子が映されているのだが、その中で一瞬だけ女王の表情が歪みニヤリと黒い笑みを浮かべるのだ。
じつはこのシーン、女王は既に本作の黒幕「ゼロツー」に憑依されており、クリスタルを全て集めてからミラクルマターを倒さないとバッドエンドとなってしまう。このエンドの場合、リップルスターの再度侵略が容易に想像することができ、なんとも後味の悪い終わり方となっている。
■追加パックで遊べる
もちろん、『星のカービィ64』でクリスタルを全て集めてからミラクルマターを倒すと、女王の憑依を暴きカービィはゼロツーと対決。最後には女王の無事な姿を見ることができるぞ。
なお、上で紹介した3作品はどれもプレミアがついていたり入手困難なものが多いが、「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入することでNintendo Switchで遊ぶことが可能だ。もし気になった人は、ぜひ試してもらいたい。
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