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阪神・矢野燿大監督、突破率0%から「本当に言霊で何ができるか俺も楽しみ」
阪神はアドバンテージを含め、0勝3敗と追い込まれた。日本シリーズ進出は4連勝が条件。引き分けも許されない状況となった。先発の藤浪は3回2安打2失点で降板。村上に逆転2ランを浴びた。2番手・西純も2被弾して3失点でリードを広げられた。今季初めて佐藤輝をスタメンから外した打線は初回に先制し、なお1死一、二塁から代わりのマルテ、原口が凡退。序盤の好機で流れをもってこれなかった。4戦先勝の08年以降のCS最終Sで、0勝3敗となった例は昨年までに11度。ここから日本シリーズに進出したチームはない。敗退と同時に退任する矢野燿大監督は突破率0%からの奇跡を目指し、第3戦はエースの青柳に先発を託す。試合後の指揮官の一問一答は下記の通り。
―最後粘ってあきらめない姿勢
「粘ったって途中まで粘ってたけどね。まぁ1本出なかった。向こうはホームラン。こっちはもちろん長打という感じにはいかなかったけど、もう1本っていうのが前半の攻撃も含めてちょっと流れが変わったかなぁというのはあるけどね」
―マルテを昨日の流れで三塁で使った
「昨日からの流れでも別にないけど」
―結果は出した
「まぁまぁ点をどう取るかとかいろいろ考えた中の…はい作戦です」
―佐藤輝を下げたのは調子などを考慮
「はい」
―あしたは左腕が先発。あしたもそうなる
「いや、決めてないまだ」
―雨の中で藤浪が
「まあね。もちろんこういう試合だから、まだ投げられたとは思うけど、いかないと仕方ないんで。結果的に、もちろんいいバッターやし、うまく打たれているのはあるけど。まあまあ、うん、あそこで代えるのは仕方ないかなというところで代えましたけど」
―失投ではなかった
「だから、バッターが上手く打ったね」
―もう負けられない中、青柳に託す
「本当に言霊で、何ができるかっていうのを俺も楽しみにしているし、今までやってきたものはあした、出したいし。もちろん負ければ終わりなので。みんなそういう思いでやってくれると思うので。それがどういう結果、内容になるのかは俺も楽しみにしてるので。もう思い切り挑戦するだけですね」
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/f610042aad3f7af4c3d69184c8e622448dc21a40