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【夕刊フジ】背信KOの阪神・西勇輝、FA移籍を見送り「残留」へ
阪神がヤクルトに挑んだ12日のCSファイナルステージ初戦で、先発の西勇輝投手(31)が背信KO。今オフにFA権を行使して移籍との観測もあったが残留濃厚となり、加入5年目の来季は信頼回復がテーマとなる。
「自然体で1つでも多くのアウトを取る」と宣言しながら、立ち上がりから四球連発でピンチを招き4回5失点で降板。リーグ2位DeNAと激戦の末、CSファーストステージを突破した好ムードは一気にしぼんでしまった。矢野燿大監督(53)は期待していた分、「結果的には四球がもったいない。丁寧さがちょっと外れて…」と歯切れが悪かった。
西勇にとっても意地でも結果を出したいマウンドだったはずだ。ファーストステージは青柳、伊藤将、才木が先発。自身は3戦を通して出番がなかった。DeNAとの相性が1勝2敗、防御率5.21と悪いことから首脳陣は回避を決め、1勝1敗ながら防御率0.86と好投を見せていたヤクルトとの初戦に回したわけだが、格や実績を考えれば若くて故障上がりの才木より後回しは屈辱といえる。あるOBは「ファーストステージで敗退すれば出番はなかったことを本人がどう感じて投げるのか」と奮起を期待していたが、史上最大の下克上を夢見て盛り上がる全国の虎党をシラけさせる結果となった。
オリックス時代にそりの合わなかった岡田彰布氏の来季監督内定を受けFA移籍も取りざたされた西勇だが、好条件で慰留され来季残留を決断したとの情報も。虎のエースとして復権なるか。 (岩崎正範)
背信KOの阪神・西勇輝、FA移籍を見送り「残留」へ
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今オフにFA権を行使して移籍との観測もあったが残留濃厚となり、加入5年目の来季は信頼回復がテーマとなる