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冨安健洋フル出場のアーセナル、サカの2ゴールなどでリヴァプールとの打ち合いを制し首位キープ
冨安は左サイドバックとして先発メンバーに名を連ね、ガブリエウ、サリバ、ホワイトと最終ラインを形成。攻撃陣はジェズスの1トップをウーデゴール、サカ、マルティネッリがサポートする形に。
するとこの攻撃陣が開始わずか1分でゴールをもたらす。右サイドのサカが中央のウーデゴールに預けると、ウーデゴールがエリア内左にラストパス。走り込んだマルティネッリが冷静にゴール右へと流し込み、アーセナルが電光石火の先制点を手にした。
早くも先制を許したリヴァプールは、ダルウィン・ヌニェスを最前線に置き、サラー、ルイス・ディアス、ジョタが2列目から飛び出す形を作りたいが、なかなかトップにボールが収まらず、シュートチャンスを作ることができない。
それでも34分、右サイドに流れてボールを受けたルイス・ディアスが、ゴール前に折り返す。これをゴール前で足を伸ばし、リヴァプールが同点に追いつく。
ボールポゼッションで上回るリヴァプールが追いついたことで流れを持っていくかに思われたが、迎えた前半終了間際、カウンターから左サイドのマルティネッリがドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリア左から切り返して右足で折り返す。ファーサイドに流れたパスをフリーのサカが押し込み、アーセナルが勝ち越しに成功してハーフタイムを迎えた。
リヴァプールは前半の内にルイス・ディアスがフィルミーノとの交代を強いられており、このハーフタイムでアレクサンダー=アーノルドをゴメスと交代。すると52分、ジョタのスルーパスに抜け出したフィルミーノが、ゴール右へと決めてリヴァプールが再び同点に追いつく。
追いついたリヴァプールは69分、サラーとマティップを下げてファビーニョとコナテを投入。疲労を考慮してかエースを下げる選択をしたクロップ監督だが、直後にピンチが訪れる。
73分、ジャカの左クロスをゴール前でトラップしようとしたジェズスに対し、クリアしようと足を振ったチアゴが蹴るような形になってしまいPK。このPKをサカが沈め、アーセナルが3-2と勝ち越しに成功する。
またも追いかける展開となったリヴァプールはジョタに代えてエリオットを投入。アーセナルもウーデゴールを下げてティアニー、ジェズスに代えてエンケティアを投入し、前半よりもボールポゼッションを回復させて上手く時間を使いながら逃げ切りを図る。
アディショナルタイムは5分と長めに取られたが、逃げ切ったアーセナルがホームでリヴァプールを撃破し、首位の座をキープした。
■試合結果
アーセナル 3-2 リヴァプール
■試合結果
アーセナル:マルティネッリ(1分)、サカ(45+5分、76分PK)
リヴァプール:D・ヌニェス(34分)、フィルミーノ(53分)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8134914ab7a55cbf03164476eef5379d291cf031