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【ソウルフード】『五島列島かんころ餅』
【ばらかもん】五島の名物「かんころ餅」を作る – YouTube (出典 Youtube) |
◆五島列島ソウルフード
かんころ餅かつて満足にお米を食べられなかった時代があり、その時に作られたと言われています。
冬の間の保存食・正月用の食べ物として作られていましたが、今では日常食として食べられるようになりました。
家庭やメーカーによって作り方は異なりますが、一般的な製造工程は次の通りになります。
①スライスしたサツマイモを蒸した後、カラカラになるまで天日干しにします。これが「かんころ」と呼ばれるもの。
②かんころを蒸して、再度柔らかくしてから、もち米をあわせ、水飴を入れた後、一緒に搗いて出来上がり。水飴を入れることでほんのりと甘く、柔らかさが長持ちするそうです。
そのまま食べてもよし、少し固くなった場合は薄くスライスした後、トースターやフライパンでサッと炙って召し上がれ。
噛めば噛むほど柔らかさが増し、サツマイモの優しい甘さがにじみ出て、お腹も心も満たされます。
お菓子でもご飯でもない、いつでも気軽に食べられる「日常食」です。