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【ミサイル速報】北朝鮮 弾道ミサイル発射の可能性 EEZ外に落下か 防衛省関係者
複数の政府関係者によりますと、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられるということです。
海上保安庁 これまでのところ被害情報なし
海上保安庁は日本周辺の海域で被害などの確認を進めていますが、これまでのところ日本に関係する船舶への被害の情報は入っていないということです。
韓国軍“日本海に向けて弾道ミサイル発射”
韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したときょう午前2時前に発表しました。
日本政府 緊急参集チームを招集
政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室に関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集し、情報の収集と被害の確認などにあたっています。
北朝鮮 ミサイル発射はことし25回目
防衛省などによりますと、北朝鮮が弾道ミサイルなどを発射したのはことしに入って25回目です。
これまでに、1月に7回、2月に1回、3月に3回、4月に1回、5月に4回、6月に1回、8月に1回、先月に3回、今月に3回それぞれ弾道ミサイルなどの発射を繰り返しています。
特に先月下旬から今月上旬にかけては合わせて6回とこれまでにない頻度で相次いで発射しています。
これまでの24回のうち、21回は弾道ミサイルと推定されもう1回も弾道ミサイルの可能性が指摘されています。
残りの2回は長距離巡航ミサイルなどと推定されています。
このうち、直近の今月6日に発射された弾道ミサイルについて防衛省は北朝鮮が午前6時台に、内陸部から2発を東方向に発射したと明らかにしています。
落下したのは北朝鮮東岸付近や日本海でいずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側と推定されるとしています。
このうち
▽1発目は午前6時ごろに発射され、最高高度100キロ程度で350キロ程度飛行したと推定され、
▽2発目は午前6時15分ごろ発射され、最高高度50キロ程度で800キロ程度飛行したと推定されるとしています。
2発目は、変則軌道で飛行した可能性があるということです。
NHK NEWS WEB 2022年10月9日 2時20分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221009/k10013853341000.html