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【朝鮮日報】「米名門大学の寄宿舎でルームメイト殺人、容疑者はソウル出身の留学生」
複数の外信が5日(現地時間)に報じたところによると、事件は同日午前0時44分ごろ、インディアナ州のパデュー大学ウエストラファイエット・キャンパス内にある寄宿舎の一つ、マカッチョン・ホールで起きた。被害者のヴァルン・マニシュ・チェダ(Varun Manish Chheda、20)さんが1階の部屋で倒れて死んでいるのが発見され、同じ階の在校生らから「大きな悲鳴が上がった」という証言があった。
当時、警察に電話して被害者の死亡の事実を伝えた人物は、ルームメイトのA容疑者だった。容疑者は韓国からやって来た留学生で、パデュー大学でサイバーセキュリティを専攻する3年生だという。AP通信など一部のメディアは、A容疑者がソウル出身だとも報じた。亡くなったチェダさんとは、寄宿舎の2人部屋を一緒に使っていた。
事件発生の経緯やチェダさんの具体的な死因はまだ公開されていない。ただ、司法解剖を行ったティピカヌー郡検視官事務所(Tippecanoe County Coroner’s Office)側は「被害者は鋭いもので致命的外傷を複数負い、死に至ったものとみられる」と、他殺を推定した。
A容疑者は直ちに逮捕され、メディアには彼が連行される動画も公開された。マスクを着けて髪を短く刈ったA容疑者は、護送車から降りて歩いていく間、カメラの方をじろりと見ることもあり、「言いたいことはあるか」という問いに「家族を愛している」と答えたという。パデュー大学警察(Purdue University Police Department)は、犯行の動機など関連の調べを進めている。
パデュー大学のミッチ・ダニエルズ総長は声明を出し、「最悪の悲劇が起きた」として、「総長として、また親として、学生の安全とセキュリティが本校の最優先課題であると確信している」と語り、さらに「遺族と、今回の事件で影響を受けた全ての人々に慰労を伝えると共に、学生たちにはカウンセリングを提供したい」と表明した。
ムン・ジヨン記者
朝鮮日報
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