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迷いこんだ6本脚の金色カエル、家主に幸運をもたらす(タイ)
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「四つ葉のクローバーを見つけると幸せになれる」とよく言われるが、タイ北部に住む50歳の男性は1年前、自宅で6本脚の金色のカエルと出会ったことでツキが回ってきたという。不思議な巡り合いを『The Daily Star』などが伝えた。
タイ北部パヤオ県ムアン地区に住むソンブーン・トゥアクルアさん(Somboon Tuakrua、50)の家に1年前、1匹のカエルが迷い込んできた。
「そのカエルはとても大人しくてね。抵抗する様子もなかったから、捕まえて家の庭の小屋にある井戸の中に放してあげたんだ」と語るソンブーンさん。実はそのカエル、左前脚のすぐ隣から余分な2本の脚がV字型に突き出していた。脚が6本あるため動きが遅く、もしソンブーンさんが見つけなければ捕食動物の餌食となっていた可能性もある。
ソンブーンさんは「あの日以来、カエルの面倒を見るようになってね。そうしたらギャンブルで勝ちが続くようになったんだ。特にカエルの脚の数と同じ、数字の“6”が私のラッキーナンバーになっているよ」と不思議な縁について明かす。さらにソンブーンさんの住居番号も「83/6」と“6”が含まれているそうで、幸運を運んでくれるカエルについてソンブーンさんはこうも語っている。
「あのカエルは余分な2本の脚があるだけでなく、色も変わるんだ。時には金色で、時には緑色にね!」
奇形の発生には突然変異や染色体異常などの遺伝子的要因や感染症、栄養、薬などの環境的要因が挙げられる。胸部から脚が生えたソンブーンさんのカエルの奇形の原因は不明だが、特にカエルの後ろ脚の奇形については、扁形寄生虫“リベイロイア”の一種「リベイロイア・オンダトラエ(Ribeiroia ondatrae)」の存在があるという。この寄生虫はオタマジャクシに寄生し、後ろ脚ができる部分に嚢胞(シスト)を形成するため、成長したカエルの脚が欠損したり、複数の脚が生えるという。
ちなみに先月には、フィリピンで巨大な目と額から象の鼻が生えたような豚が誕生しており、SNSでは「幸運をもたらすのでは」と話題になった。
画像は『The Daily Star 2022年10月4日付「Six-legged frog brings good luck as bloke goes on huge gambling streak」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)