巨人・原監督の続投で消えた「第2次由伸政権」「落合巨人」のウルトラCプラン

巨人・原監督の続投で消えた「第2次由伸政権」「落合巨人」のウルトラCプラン

巨人・原監督の続投で消えた「第2次由伸政権」「落合巨人」のウルトラCプラン

1: 名無しさん@恐縮です 2022/10/05(水) 09:56:23.20 ID:CAP_USER9
東スポWeb 10/5(水) 5:16

 続投の裏で消えた幻プランとは――。リーグ4位に沈み、2年連続V逸を喫した巨人・原辰徳監督(64)が来季も続投することが4日に正式決定した。ただ、1975年以来、球団史上2度目の最下位となる可能性もあっただけに、8月には親会社の読売本社周辺では不穏な情報も流れていた。続投は既定路線だったが、万一の事態に備え、後任の監督候補として〝ウルトラCプラン〟も駆け巡っていた。

 この日、原監督は山口寿一オーナー(65)にシーズン終了報告を行った。山口オーナーは「監督の意欲を尊重して、立て直しを託そうと、監督の続投を決めて、先ほど確認をしてきた」と続投を明言。原監督は「オーナーよりもう1年、命を下してもらったということに私自身も『このままで終わるか』という中で、『分かりました』と(受けた)」と思いを明かした。

 来季は監督通算17年目となるが、ここまでの道のりは決して無風ではなかった。8月には、大手町周辺も不穏な空気に包まれていた。

 CS圏内の3位確保どころか、最下位転落まで見えてきただけに「さすがに最下位での続投は難しい」(球団関係者)。最下位で終われば、球団としては47年ぶり2度目の屈辱となる。原監督は今季から3年契約。来季の続投は既定路線ではあったが「最下位」となれば、話は別だ。指揮官自身が辞意を申し出るのではないか――。そうした不測の事態に備え、来季の〝後任候補〟としてさまざまな名前が挙がっていた。

 まず持ち上がったのが、前監督で野球評論家の高橋由伸氏(47)。その一方で、球団内からはにわかには信じがたい驚きの名前も浮上していた。

「落合さんを次期監督に担ぎだそうとする動きがあった。一時は由伸さんか落合さんか『五分五分』の状態だった」と球団スタッフは声を潜めていた。

 3冠王に3度輝いた落合博満氏(68)は巨人で4番を務め、中日監督として4度のリーグ優勝、日本一も1度達成した実績を誇る。中日時代にGMも務めており、2年連続負け越しとなったチームの再建にはもってこいの人材と判断されたという。

 加えて、巨人の〝不文律〟となっている伝統をぶち壊し、新たなステージに進むとの考えも込められていたようだ。巨人監督の〝必須条件〟とされるのが「生え抜きかつエースか4番」。選択肢が限られれば、将来の監督候補はおのずと絞られてくる。

「他球団ではヤクルト・高津監督らメジャー経験者が指揮官を務めるなか、いつまでも監督候補に条件をつけるのは時代にそぐわない」(別の球団関係者)

 とはいえ、監督の選任はオーナーの専権事項だ。紆余曲折を経た中で、原監督は最下位を回避。山口オーナーはBクラスに甘んじた熟練指揮官に来季も指揮を託した。それと同時に「第2次由伸政権」も「落合巨人」の誕生も幻に終わった。

 目指すは3年ぶりのV奪回。原監督は「『このままで終わってたまるか』と。新しい情熱が燃えたぎるような血液の中に出てきた」と独特の言い回しで逆襲を誓った。立ち止まっている時間はない。

東スポWeb
https://news.yahoo.co.jp/articles/545ee077b13d76eda7be35c1615c86f925a0fa0d



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