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2023年は北広島市で建設中の新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」が本拠地となります。
2023年はファイターズが新球場へ移転する記念すべき年になる一方、札幌ドームにとっては「プロ野球」という大きな収入源を失う“いばらの道” の始まりとなります。
ファイターズの新球場構想が明らかになったのは2016年。
所有者である札幌市は真駒内公園を移転先に提案しました。
しかし、提案までに時間がかかり住民の反対運動も起きました。
市長自ら動いた北広島市の熱烈な誘致活動に対し後手にまわり、ファイターズを逃してしまう形になりました。
当時、秋元克広 札幌市長は「北広島市と比べると制約があったのかという感じはします」と提案内容に差があったことを認めました。
「コロナ禍」以前の2019年度、札幌ドームの利用日数は計127日間。
その内、ファイターズの試合が最も多く62日と半分近くを占めていました。
一番の“顧客”が2022年以降、いなくなることになります。
札幌市は2023年度以降の収支見込みを2022年6月に公表。
2023年度は新型コロナウイルスの影響でイベント開催は復調しないと想定し、約3億円の赤字が出ると試算しました。
それでも2024年度以降は黒字を見込み、5年間累計で900万円の純利益が出るとしています。
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9/29(木) 北海道ニュースUHB
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