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阪神 CS開幕戦先発に才木浩人が急浮上 エース青柳晃洋は「第2先発」で序盤投入の可能性も
阪神才木浩人投手(23)がDeNAとのCSファーストステージ開幕戦の先発に急浮上していることが4日、分かった。8日初戦の先発は青柳晃洋投手(28)が大本命とみられていたが、首脳陣は代えの利かないエースを「第2先発」として最大限活用するプランも温めているもよう。短いイニングでも力を発揮できる才木を初戦の「オープナー」に抜てきする可能性が出てきた。
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CS開幕戦4日前の甲子園。ファーストステージDeNA戦の先発投手について質問が飛ぶと、矢野監督は思わせぶりにけむに巻いた。
「勝手に想像してやってくれたらええやん。予告(先発)やろ? 楽しみにしといて」
8日初戦先発の大本命は誰の目にもエース青柳。今や球界を代表する投手へと成長した大黒柱を、定石通り開幕戦の先発マウンドに送るのか否か。首脳陣の頭の中には、エースを試合の行方を決定づける「スーパージョーカー」として最大限活用したい考えもあるとみられる。初戦から「第2先発」としてブルペン待機させ、最も効果的なタイミングで長いイニングを任せる作戦も予想される。
そこで初戦オープナーに急浮上しているのが、伸び盛りの才木だ。右肘手術明けの23歳は今季、150キロ超の直球とフォークを武器に9試合登板で4勝1敗、防御率1・53。18年には中継ぎ経験もあり、ショートイニングでも力を発揮できるのは証明済みだ。今季はDeNA戦に1試合しか登板しておらず、傾向と対策を練りづらい点も魅力といえる。
一方の青柳は今季24試合先発で13勝4敗、防御率2・05。最多勝、防御率、勝率で投手3冠を総取りしている。ただ、DeNA戦は今季6試合先発で3勝1敗ながら防御率3・18。左打者を並べた打線に少しばかり苦しめられてきたが、仮に「第2先発」であれば、相手に思い切ったメンバーを並べられずに済む利点もありそうだ。
必勝を期す初戦。期待の成長株にロケットスタートを決めさせて「第2先発」で青柳を投入するも良し。才木の状態次第ではエースを2戦目以降に回すも良し。現状、初戦は才木と青柳を用意し、2戦目は伊藤将、3戦目は西純が準備する見込みだ。
レギュラーシーズン3位の虎は2位に胸を借りる立場。失うモノは何もない。常識にとらわれず、あらゆる手を尽くしてファーストステージ突破をもくろむ。
青柳対策対策やん
【阪神】CS開幕戦先発に才木浩人が急浮上 エース青柳晃洋は「第2先発」で序盤投入の可能性も(日刊スポーツ)
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