阪神・佐藤輝明 侍で豪快弾誓う WBC代表へ「しっかり結果を出さないと選ばれない。頑張ります」

阪神・佐藤輝明 侍で豪快弾誓う WBC代表へ「しっかり結果を出さないと選ばれない。頑張ります」

阪神・佐藤輝明 侍で豪快弾誓う WBC代表へ「しっかり結果を出さないと選ばれない。頑張ります」

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 ◇侍ジャパン代表メンバー発表
 11月の強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」を戦う代表メンバー28選手が4日、発表され、阪神・佐藤輝明内野手(23)が初選出された。外野手枠の選出で、背番号「7」をつけて臨む猛虎の和製大砲。日の丸でも豪快アーチをかけ、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表入りへ向けて持ち前のパワーをアピールする。また阪神からは佐藤輝とともに近本光司外野手(27)、中野拓夢内野手(26)、湯浅京己投手(23)も選出された。
 日の丸を背負っても、丸くなるつもりはない。豪快な打棒を武器に侍ジャパンの一員に名を連ねた佐藤輝が欲するのは、心地よい感触と球場内に響きわたる快音で大歓声を巻き起こす一発だ。
 「選んでもらって光栄。しっかり振って、ホームランを打てるように頑張ります。(WBCに)選んでもらえるように、しっかりアピールできたら」
 今季レギュラーシーズンでは20本塁打を放ち、左打者ではNPB史上初となる新人から2年連続の20本塁打以上を達成した。リーグ4位の84打点もさることながら、やはり佐藤輝の旗印は「本塁打」と言える。だからこそ侍ジャパンを率いる栗山監督から白羽の矢を立てられた。それなら、その持ち味を存分に発揮するのが、一人の侍としての礼儀だろう。
 日本の指揮官が求める「侍像」に合致する存在でもある。栗山監督はこの日、選出した全野手に対して「できれば2つのポジションで守ってもらいたい」と複数守備位置制を敷く方針を示した。外野手として選ばれた佐藤輝も例外ではないが、すでに阪神でも基本的に右翼と三塁で併用されており、その点については支障がない。それどころか試合展開などによるベンチの要求に柔軟に対応することができるのは、大きな強みと言える。
 さらなる進化を促すきっかけとなるかもしれない。9月12日、中日戦を視察した際の栗山監督からは「僕が…というより、佐藤選手が活躍する姿を、みんなが待っているというのは、よく分かっている」と可能性を買われた。そしてこの日、送り出す側の阪神・矢野監督からは「あいつの実力で本当にそこ(代表の座)をつかみ取ったというふうには、俺も捉えていない。(呼んでもらって)“当然でしょ”というところまでいってほしい」とハッパもかけられた。当の本人も闘志を燃やす。
 「トップ選手が集まる場なので、しっかり結果を出さないと(WBC代表には)選ばれない。頑張ります」
 今年3月の台湾との強化試合が中止となり「もう一回チャンスを頂けたので、うれしい」と胸を躍らせたが、目指すべき舞台は先にある。来年3月のWBCへ向かう号砲を、自らのバットで打ち鳴らす。(長谷川 凡記)
 ▽佐藤輝の日本代表歴 近大2年時の18年、大学日本代表に選出。7月米国で行われた日米大学野球では2試合に左翼とDHで先発して7打数1安打1打点。同月オランダでのハーレム国際では3試合にDHと2度の代打で6打数無安打。守備の出場はなかった。


#侍ジャパン シリーズ2022】
#佐藤輝明 選手コメント
「選んでいただけて光栄です。侍ジャパンはこどもの頃からWBCを見て憧れをもっていましたし、その憧れの日の丸のユニフォームを着て、しっかり活躍できるように頑張ります」
#阪神タイガース #Tigers pic.twitter.com/HRmr6AWL7k


@asahi_tigers 背番号7✌️おめでとう㊗️


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