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カーリング女子がJD・リンドコーチと契約解除 ロコ・ソラーレを2度五輪メダルに導く
平昌五輪では日本を3位に導いたリンドコーチ(奥)
カーリング女子がJD・リンドコーチと契約解除 ロコ・ソラーレを2度五輪メダルに導く
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名将が去る――。日本カーリング協会(JCA)は3日、女子日本代表のナショナルコーチを務めていたジェームス・ダグラス・リンド氏(37)との契約について、9月30日付けで解除することで合意に至ったと発表。、本人の家庭の事情および、今後の強化の方向性を考慮した上での判断だという。
〝JD〟の愛称で知られるリンド氏は、カーリングの強豪・カナダ出身で2016年から女子の強化チームを担当するナショナルコーチに就任。2018年平昌五輪では日本代表のロコ・ソラーレ(LS)を銅メダルに、2月の北京五輪では銀メダルに導いた。
選手からの信頼度は抜群で、積極的にコミュニケーションを取り合いながらチーム力を高めていった。昨年12月に行われた北京五輪切符をかけた世界最終予選後には、LSのメンバーを観光案内。セカンド・鈴木夕湖(30)は「リンドコーチにカナダでいいスポットに連れて行ってもらいました。最高の絶景で(オカリナを)吹けました」と話すなど、仲むつまじい姿が見受けられていた。
リンドコーチはJCAを通じ「女子日本代表チームの国際大会での活躍と成功は著しく、また私の強化ビジョンに対しサポートをくださったJCAを誇りに思います」と感謝をつづり「今後はナショナルコーチとしてではなくなりますが、(何かあれば)サポートを続けたいと思っています。自身のことのみならず、日本のカーリングが今後どのように発展していくか楽しみにしています」と締めくくった。