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【ミサイル情報】北朝鮮弾道ミサイル 飛行距離これまでで最長か
ミサイルは、青森県の上空を通過しておよそ4600キロ飛行し、東北地方の東およそ3200キロの日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋に落下したとみられています。
北朝鮮が日本の上空を通過する形で弾道ミサイルを発射するのは5年前の9月以来で、飛行距離は、北朝鮮が発射したなかではこれまでで最も長いとみられていて、防衛省が情報の収集を進めるとともに、発射の意図について分析を進めています。
浜田防衛相 飛行距離約4600キロ これまでで最長か
浜田防衛大臣は、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、IRBM=中距離弾道ミサイル級以上の射程を有するミサイルだと考えられると明らかにしました。
また、発射地点から着弾地点までの推定距離として発表してきた飛行距離、およそ4600キロは、これまでで最長であったと考えられると明らかにしました。
自民 高木国会対策委員長「国会で非難決議 採択の方向で調整」
自民党の高木国会対策委員長は、党の役員連絡会で「北朝鮮の弾道ミサイルがわが国の上空を通過した場合、これまでは国会で非難決議を行ってきた。今回どうするか早急に検討したい」と述べました。
また、茂木幹事長はこのあとの記者会見で「基本的には決議を採択する方向で調整したい」と述べました。
国会では2017年12月、衆参両院の本会議で北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことに厳重に抗議する決議を全会一致で可決しています。
防衛省 飛行距離はこれまでで最も長いとみられる
防衛省によりますと、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは午前7時28分ごろから7時29分ごろにかけて青森県の上空を通過し、日本の東およそ3200キロに落下したとみられるということです。
また、飛行距離はおよそ4600キロで、北朝鮮が発射した弾道ミサイルのなかでこれまでで最も長いとみられるということです。
日米韓の担当者がオンライン協議 “国連安保理で協議の必要”
北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、外務省の船越アジア大洋州局長は、日本時間の4日午前、アメリカ国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国外務省のキム・ゴン朝鮮半島平和交渉本部長とオンラインで協議しました。
この中で船越局長は、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本の上空を通過するのは2017年以来であり、深刻に受け止めていると伝え、3者は、国連安全保障理事会で協議する必要があるという認識で一致したということです。
韓国軍 合同参謀本部 “飛行距離4500キロ 速度は音速の17倍”
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮がけさ発射した中距離弾道ミサイルは、飛行距離がおよそ4500キロ、高度は970キロで、速度は音速の17倍にあたるマッハ17に達したと発表しました。
※続きは元ソースで
NHK NEWS WEB 2022年10月4日 11時19分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221004/k10013847211000.html