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“王貞治を超えた男” 『MURAKAMI』に米メディアが興味津々
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“王貞治を超えた男” 『MURAKAMI』に米メディアが興味津々【MLB】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20221003-00000089-chuspo-base
ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が3日の今季最終戦で56号本塁打を放ち、王貞治(巨人)の日本選手最多本塁打記録を抜いた。さらに史上最年少三冠王も達成した。
「MURAKAMI」の名前は、米国でも広まりつつある。大谷翔平が所属するエンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の実況を務めるパトリック・オニールさんはエンゼルス戦の放送で、村上を紹介した。
「MLB公式サイトの原稿で彼の存在を知ったんだ。日本の長距離砲ですごく本塁打を打っていると。写真も見たけど、実際に見てみたいね」。そう話すと記者に逆質問。どんなバッター? 彼のチームは? と興味津々だった。
実際、メジャーの球団もポスティングに備えて村上をマーク。母が日本人で、日本の野球にも精通しているロサンゼルス・タイムスのベテラン記者ディラン・ヘルナンデスさんは「あるスカウトが、村上がエイドリアン・ゴンザレスみたいだと言っていた。こっちに来ても活躍すると、太鼓判を押していた」と話してくれた。
ゴンザレスはメジャー通算317発、広角に飛ばせて率も残した左の大砲だ。ここ最近、日本の野手は大谷を除けば、メジャーで苦しむ。球場の違い、投手の球の質、異文化の対応…。さまざまな壁があるが、前出のスカウトは村上ならやれると言っていたという。
「彼は、大谷が来る前も50発打つと言っていたスカウト。その目利きで日本選手の将来を結構、当てている」とヘルナンデス記者。今や村上は近々にもメジャー挑戦の可能性は高く、球団も快く送り出すことを疑う余地はない。ジャッジ、大谷、トラウト、アロンソら超一流の長距離砲と争う姿を見てみたい。