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「中国のちの字も出ない」茂木外相、韓国対応を弱腰と皮肉
茂木敏充外相は7日の衆院外務委員会で、韓国が中国の人権問題に沈黙しているとの認識を示唆した。共同声明で中国への名指しを避けた3月18日の米韓の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を念頭に「近隣の国を見てほしい。2プラス2を開いても、中国の『ち』の字も出ない」と述べ、韓国の“弱腰”を皮肉った。
同月16日の日米2プラス2で新疆ウイグル自治区や香港の人権状況について「深刻な懸念」を表明した日本の方が、中国人権問題に適切に取り組んでいるとする見方をアピールした形だ。韓国の対中姿勢に関し、茂木氏は「(日本と)かなり違うのではないかと思っている」と指摘した。