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知ってた?飲食店で会話はOK・携帯はNGの理由
飲食店や電車などにおいて、普通の会話はよくて携帯電話での通話は禁止となっている場合が多い。
これらの場所では「携帯電話での通話はご遠慮下さい」などの張り紙も見られる。しかし、携帯電話で話す声より普通の会話の声のほうが大きいという場合もよくある。
飲食店において携帯電話での通話がダメなのは、他の客からの苦情が多いためだという。
その苦情が多い理由として、心理学の研究において携帯電話での通話のほうが人に大きなストレスを与えることが分かっている。
普通の会話は周りの人が聞いた時に内容を理解できるが、携帯電話での通話の場合は周りの人が内容を理解できない。
これは心理学的には「認知的不協和」と呼ばれ、人は会話などの内容が理解できないと脳が大きなストレスを感じる。
近くの人の会話は内容を理解できるが、自分に関係ない情報だと分かれば、無意識に無視しているためストレスは小さい。
一方、携帯電話の通話は相手の声を聞き取れないため、話の内容を理解できず、自分にとって不要かどうか判断ができず、大きなストレスとなる。
これが苦情が多い理由であり、飲食店などでは携帯電話での通話は禁止されている場合が多い。