【疑問】朝ドラ・ちむどんどんが最後まで共感を得られなかった理由って何だろう?

【疑問】朝ドラ・ちむどんどんが最後まで共感を得られなかった理由って何だろう?

(2022年9月30日). “朝ドラ「ちむどんどん」ほんとに名前もないちょい役でヤンバル村男として、三線弾いて歌うことも出来て良かった。あぁホントのちむどんどんロスだー。 #ちむどんどんロス #ちむどんどん #東風平高根” (ツイート). Twitterより2022年10月2日閲覧。 ^ “「ちむどんどん
253キロバイト (38,885 語) – 2022年10月2日 (日) 01:07
正直、最後の方はあまり観ていなかったので何とも言えないですね。

1 鉄チーズ烏 ★ :2022/10/02(日) 10:59:46.34ID:CAP_USER9

碓井広義10/1(土) 13:17
https://news.yahoo.co.jp/byline/usuihiroyoshi/20221001-00317034

黒島結菜さんが演じたヒロイン・暢子(番組サイトより)
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちむどんどん』が終了しました。

普通の朝ドラでは、終盤に差し掛かったあたりから、終わってしまうことを惜しんだり、終了後のロス(喪失感)を心配したりする声が高まってくるものです。

しかし今回は様子が違っていました。放送開始直後から始まった酷評が、最後まで収まらないままだったのです。

なぜ、こんな事態に陥ったのでしょうか。

このドラマには、大きな問題点が2つありました。「ストーリー」と「人物設定」です。

■ご都合主義の「ストーリー」

まずストーリーですが、「ご都合主義」と言われても仕方のないエピソードで溢(あふ)れていました。

ここで言う「ご都合主義」は、作り手側が自分たちの都合に合わせて、無理筋な物語を繰り広げることです。

『ちむどんどん』には、「偶然」や「たまたま」や「いきなり」が頻発し、不自然極まりない展開となっていました。

たとえば、ほぼ手ぶらで沖縄から上京した主人公の暢子(黒島結菜)。たまたま知り合ったのが沖縄県人会の会長(片岡鶴太郎)です。

自宅に泊めてくれた上に、紹介された沖縄料理店が暢子のバイト先&下宿先となっていきます。

それだけではありません。会長は銀座の一流レストランへの就職まで世話してくれたのです。

「東京で店を持つ」こともそうですが、本来なら、かなりの紆余曲折(うよきょくせつ)を経てたどり着くはずの所に、暢子はいとも簡単に到達する。

これでは、見る側の「応援する気持ち」も薄れてしまいます。

それにしても、終盤になってから突然、沖縄に帰るという流れは驚きでしたね。

暢子にとっての東京、無理をして開いた沖縄料理店は、一体何だったのか。

さらに最終週での歌子の「入院・回復騒動」や、最終回でのいきなりの「202X年」へのワープも、ぞんざいというか、泥縄式というか。

もう少し練り上げた、そして丁寧な「物語作り」をして欲しかったです。

■共感できない「キャラクター」

次の問題点は、登場人物の「キャラクター」です。

暢子は、少女時代からずっと理由のない自信に満ち、自己主張の塊であり続けました。

何かを思ったら、TPOなど無視して大声で口にします。

その行動原理は「思いつき」であり、自分勝手に見える行動に終始しました。

明るく前向きなヒロイン像は朝ドラの定番ですが、彼女の場合は「真っすぐな性格」の範囲を超えています。

単なる非常識で無遠慮な人に見えてしまい、見る側はなかなか共感できなかったのです。

ことあるごとに「ちむどんどんする!」とタイトルコールのように叫び続けたのも、押しつけがましいというか、鬱陶しいというか。

「内面の成長」があまり見られなかったという意味で、異例のヒロインでした。

そしてもう一人、困った人物がいました。暢子の兄、「ニーニー」こと賢秀(竜星涼)です。

真面目に働かない。暴力事件を起こす。一獲千金を狙って詐欺に引っかかる。

かと思うと、自身も詐欺まがいの行為に手を染める。

さらに周囲から借金をしたまま消えるのが常で、その度に尻ぬぐいをするのは家族です。

時々、「甘やかし過ぎだろう」と文句を言いたくなりました。

過去にも、朝ドラには何人もの「ダメ男」が登場しています。

近年では『おちょやん』(2020年度)のヒロイン・千代(杉咲花)の父親、テルヲ(トータス松本)が娘を売り飛ばしました。

『カムカムエヴリバディ』(21年度)の安子(上白石萌音)の兄、算太(濱田岳)も妹の大事な貯金を持ち逃げしています。

朝ドラのダメ男たちは、ヒロインの人生を揺さぶる大きな要素ですが、賢秀のダメさ加減は度を越しており、見る側にストレスさえ感じさせたのです。

終盤になって、賢秀も何だか急に “いい人”になっていましたが、「辻褄合わせ」のようで嘘っぽく見えてしまいました。

最後には、ナレーションで「借金は返した」などと、言い訳のように説明していたのも苦笑物です。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

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