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韓国「だんだん通貨スワップ締結に近づいている」→米国はそんなこと言ってない
韓国にはウォン安を止める方法がないので、「通貨スワップ」の連呼になっています。
何度もご紹介しているとおり、韓国の通貨スワップへの執着はまさにカルトです。
「外為市場安定のため」の米韓協力は進展していると主張
韓国メディア『フィナンシャルニュース』に「本当なのか」というような記事が出ています。タイトルが「大統領室『米政権の通貨スワップ実質履行意志確認』」というのです。
(略)
以下の部分が問題です。
(前略)
尹大統領とハリス副大統領はこの日、ソウル龍山大統領室庁舎で接見をした後、大統領室関係者はブリーフィングで「政府と『韓国銀行』は、金融市場安定のために米国との流動性供給装置発動に対する協議が必要だという認識を共にしている」とし「このような認識の下、市場の状況に応じて流動性供給装置を稼動できるように韓銀と米連邦の間で積極的に情報を交換している」と話した。
大統領室の高位関係者も、記者たちに「通貨スワップと認識できる流動性協力を水面下で調整後、ニューヨークで米韓首脳間で協議をする場面があった」とし「今日(29日)ハリス副大統領を通じて実質的に(通貨スワップを含む流動性供給を)履行するという合衆国政府の意志を再確認した」と説明した。
⇒参照・引用元:『フィナンシャルニュース』「大統領室『米政権の通貨スワップ実質履行意志確認』」
先にご紹介済みの、「米韓で合意した流動性の供給装置」について、韓国側は「通貨スワップ」と決めつけている節があります。
それというのも、大統領室が「流動性の供給装置というのは、もちろん通貨スワップを含む」などと期待をもたせる発表をしたせいです。
そのため、このような「通貨スワップで決まりでございましょ!」といわんばかりの記事が出ます。
(略)
先の記事でも引用した、「ホワイトハウスが公開したプレスリリース」にはそんなことはひと言も書いてありません(再度以下に貼ってみます/飛ばしても大丈夫です)。
為替市場の安定、また流動性供給のための装置といった文言は全く出てこないのです。
これでも韓国大統領室は、ハリス副大統領と尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の間で(通貨スワップ含む)流動性供給装置について話し合ったと言い張るのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)
https://money1.jp/archives/90408