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ウォリアーズ・八村塁、初凱旋試合でチーム最多13得点9リバウンド チームは敗戦
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9月30日にさいたまスーパーアリーナで「NBAジャパンゲームズ2022」が行われ、八村塁を擁するワシントン・ウィザーズとゴールデンステイト・ウォリアーズが対戦した。
ウィザーズはモンテ・モリス、ブラッドリー・ビール、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギスとともに、八村が先発出場。一方、昨シーズン王者のウォリアーズはクレイ・トンプソンを欠く中、ステフィン・カリー、ジョーダン・プール、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、ケボン・ルーニーがスターティングファイブに名を連ねた。
試合はビールの得点でスタート。八村は開始2分40秒にカリーへスティールを仕掛けると、ルーズボールに飛び込むハッスルプレーを見せた。さらに、ディフェンスリバウンドを奪ってから相手陣地までドリブルで運び、会場を沸かせる初得点を記録。プレシーズンゲームということもあり、両チームともにややミスが目立ち、12-16とロースコアで最初の12分間を終えた。
ルーズボールに飛び込んだ八村 [写真]=伊藤大允
第2クォーター序盤、ウィザーズはクーズマが豪快なワンハンドダンクと3ポイントシュートを決めれば、ウォリアーズはカリーがジェームズ・ワイズマンのアリウープをお膳立てするアシストや“十八番”の3ポイントを沈めた。両チームともに徐々にシュートが入り出すと、ディフェンスリバウンドで存在感を見せる八村もミドルショットや“3点プレー”、フリースローなどで得点をマーク。前半だけで8得点8リバウンドを挙げ、37-41でハーフタイムに突入した。
後半開始からジョナサン・クミンガやワイズマンなどベンチメンバーに入れ替えたウォリアーズに対し、ウィザーズはビールを除いて主力メンバーを起用した。一時点差を離されかけたが、モリスの3ポイント、八村のレイアップ、ダニエル・ギャフォードのダンクなどで加点。終了間際にブザービーターを決められ、64-69で第3クォーターを終了した。
最後の12分間は両チームともにベンチメンバーを起用し、ウォリアーズが最終スコア96-87で勝利を収めた。
ウィザーズでは八村が約25分の出場でいずれもチーム最多の13得点9リバウンドを記録したほか、先発メンバーではビールとモリスがともに9得点、ポルジンギスとクーズマがともに7得点をマークした。ウォリアーズはワイズマンがゲーム最多20得点の活躍を見せた。
3年ぶり8度目の開催となった日本でのNBAは、大盛り上がりで第1戦を終了。第2戦は10月2日14時から行われる。
■試合結果
ワシントン・ウィザーズ 87-96 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
WAS|12|25|27|23|=87
GSW|16|25|28|27|=96