ヤクルト・内川聖一、NPB選手としての引退を決断 今後は「野球に恩返しがしたい」

ヤクルト・内川聖一、NPB選手としての引退を決断 今後は「野球に恩返しがしたい」

ヤクルト・内川聖一、NPB選手としての引退を決断 今後は「野球に恩返しがしたい」

1: 名無しさん@恐縮です 2022/09/28(水) 10:02:19.96 ID:CAP_USER9
スポーツ報知 9/28(水) 1:55

21年7月、サヨナラ打を放った内川(右)はお立ち台でツバ九郎と笑顔を見せた

 ヤクルト・内川聖一内野手(40)が27日、今季限りで第一線から退くことを決断した。ソフトバンクから移籍2年目は1軍で6試合の出場にとどまり、NPB選手としての引退を決意。今後については「自分を育ててくれた野球に恩返しがしたい」と打ち明けた。今季最終戦となる10月3日のDeNA戦(神宮)でセレモニーが行われる模様だ。

 内川がプロ野球生活に区切りを付けた。横浜、ソフトバンク、ヤクルトと渡り歩き、今季で22年目。NPBの選手として引退する意思を固め、この日までに球団側へ申し入れた。

 今季がヤクルト加入2年目。「その日が来るまで、全力でやるということは変わらない」と常に区切りを覚悟してきた。1軍では6試合の出場にとどまり、7月21日に出場選手登録を抹消。チームは9月25日に29年ぶりのリーグ連覇を達成した。現実を受け止め、第一線から退くことを決意。大分工時代は監督と部員の間柄だった父・一寛さん(65)=現大分高監督=や家族にも報告を済ませた。

 プロ野球選手としては「卒業」。内川本人は「自分を育ててくれた野球に対し、これからどのように向き合っていけるか。野球に恩返しすることを、しっかり考えていきたい」と打ち明けた。現時点では未定だが、第二の人生も「野球」が中心。恩返しができる方法を模索していくようだ。

 00年のドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。08年に花が開いた。「今年ダメだったら辞める」と覚悟を決め、右打者ではプロ野球史上最高となる打率3割7分8厘で首位打者。11年にソフトバンクへFA移籍し、1年目で史上2人目のセ・パ両リーグで首位打者に輝いた。リーグ優勝4度、6度の日本一に貢献。主将、4番打者として、常勝軍団を支えた。

 10年間在籍したホークスを退団したのが一昨年のこと。選手寿命を伸ばしてくれたのがヤクルトだった。「『力を貸してほしい』と言ってもらえたのが、素直にうれしかった」。昨年の開幕戦は「5番・一塁」で先発出場。7月9日の広島戦(神宮)ではフランスアからサヨナラ打を放った。今季もイースタン・リーグで打率3割2分5厘。練習から一切手を抜かず、途中入団のキブレハンには「ジャパニーズ・スタイル」とベンチの最前列で仲間を応援することを教えた。

 09、13、17年とWBCにも3度出場した。通算打率3割2厘。2185安打は坂本(巨人)に次ぐ現役2位。重みのある数字を刻んだヒットメーカーが、プロ野球の世界を去る。 

 ◆内川 聖一(うちかわ・せいいち)1982年8月4日、大分県生まれ。40歳。大分工から2000年ドラフト1位で横浜(現DeNA)入団。10年オフにソフトバンクへFA移籍。11年に史上2人目の両リーグ首位打者。09、13、17年WBC日本代表。20年にソフトバンク退団、21年からヤクルト入団。184センチ、92キロ。右投右打。

報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/fff0774dfe44a8d2fedf18244b3b6b42d12e7c9f



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