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【韓国】日韓オンライン対立のきっかけ、『enjoy JAPAN(enjoy KOREA)』をご存じですか?
┃機械翻訳を通じて韓日ネチズンで文化交流
┃歴史・文化など、国家対立の場が変質・・・『オンライン韓日戦』
┃『専門家』、「認識の違いがあっても文化開放後に韓日関係が好転」
▲ 去る2005年の『enjoy JAPAN(enjoy KOREA)』の時事ニュース掲示板。
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独島(トクド=竹島)を自国の領土と規定した日本の歴史教科書などをめぐる韓日の対立が深刻化しながら、オンライン空間でも両国のネチズン間の亀裂が深まっている。一部では日本の『文化侵奪』に対抗して、韓国文化を保護する運動を推進すべきだという主張も出ている。
このような両国の動きが、韓国の『日本大衆文化開放』後の初期の様子と似ているという見かたがある。インターネット文化があまり発達していなかった当時、両国のネチズンは『enjoy JAPAN(インヂョイヂェペン)などの文化交流ホームページを通じて情報を共有したが、この当時、歴史や政治、文化などの国家的自尊心がかかった多くの事案をめぐり、いわゆる『オンライン韓日戦』が起きたのである。
■ 歴史・領土から文化の対立に
先月30日(現地時間)、『共同通信』などのメディアの報道を総合すれば、日本政府はこの日、『独島は日本領土』という記述が含まれた高等学校1年の社会科目教科書約30種余りを検定で通過させた。 これに先立ち日本政府は去る2018年3月、独島と尖閣諸島(中国名=釣魚島)に対する領有権の主張を盛り込んだ学習指導要領を告示している。これに従い、2022年から改編される一部の日本の高等学校社会科目では、独島は日本の固有領土という内容が含まれる。
このような事実が伝わった後、韓国国内のネチズンたちはオンラインコミュニティーやSNS(社会関係網サービス)などを通じて、日本に対して反感をあらわにした。これに先立ち、日本軍慰安婦被害者の賠償問題などをめぐって衝突を繰り返してきた日本政府が、露骨に歴史歪曲をしようとしているのではないかと言う主張だ。
▲ 独島や離於島(イオド=蘇岩礁)、第7鉱区など含めたVANKの海洋領土を伝える広報ポスター。
これについて、『サイバー外交使節団』を名乗る民間団体『VANK(パンク)』は、アメリカやイギリス、ヨーロッパなどに対し、『独島は韓国領土』という趣旨の内容を盛り込んだポスターを配布するキャンペーンを進行した。
一部のネチズンは、日本の文化侵奪に対抗して積極的に対応すべきだと主張した。動画ストリーミングサイトの『Netflix(ネップリク)』に、旭日旗と見られる紋様を挿入した一部の日本のアニメーションや映像物などに対し、抗議したのである。実際に該当の映像物の配給を引き受けた韓国国内の会社は、問題の紋様を直接修正した。歴史・領土などをめぐる両国間の対立が、文化にも拡がっているのである。
■ 「良い日本文化を受け入れよう」・・・NAVER『enjoy JAPAN』を開設
オンライン空間で起きるこのような両国ネチズンの対立は、過去の大衆文化開放後の様子と似ているという指摘が出ている。特に韓国国内にインターネットが普及して以降、NAVER(ネイボ)が開設した『enjoy JAPAN』のサービスが代表的である。
アジア経済(韓国語)
https://view.asiae.co.kr/article/2021040515150679733