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【超RIZIN】〝花束投げ捨て〟ごぼうの党・奥野代表を独占直撃「メイウェザーは金の話ばかり」「非礼には非礼で返しただけ」
東スポWeb
プレゼンターを務めた「ごぼうの党」奥野卓志代表
非礼に非礼で返しただけ――。「超(スーパー)RIZIN」(25日、さいたまスーパーアリーナ)の朝倉未来(30)VSフロイド・メイウェザー(45=米国)の花束贈呈式で〝事件〟がぼっ発。プレゼンターを務めたごぼうの党の奥野卓志代表(48)がメイウェザーに花束を手渡さずにリング上に投げ捨て、ネット上では「日本の恥」「国民に謝罪しろ」と大炎上したのだ。会場では沈黙を貫いていた奥野氏が独占直撃にその胸中を明かした。
――なぜ花束をリングに投げ捨てたのか
奥野氏 今日、思いついたワケではなく、話は2018年の大みそかにあった那須川天心とメイウェザーの試合にさかのぼる。メイウェザーは試合1時間前にバンテージを巻き直せとか銀座で買い物したり、体重計に乗らなかったり、すごいなめたことした。5キロ以上も体重差があっての試合は危険を伴う。ルールは譲歩してはいけないのに、主催者は「メイウェザー様、様」で何も言えない。試合後もプライベートジェットで朝5時に帰る前に僕の店の「一徳」(会員制サロン)に来たいと言ってきたが、断った。
――メイウェザーと面識があった
奥野氏 13年にピーター・アーツの引退試合にメイウェザーが見に来ていて、関係者と知り合った。今回も何度も「一徳」に行きたいと連絡があって「メイウェザーと写真を撮れば1枚100万円でもうかる」というが断った。花束贈呈を僕がやると分かったら、「記者会見を開いて、ごぼうの党の宣伝をしてやるから1000万円払え」とか金の話ばかり。そんなのがスポーツ選手とかアスリートと言える? そういう売り方をしているかもしれないが、対戦相手へのリスペクトがない。ずっとメイウェザーには良い印象がなく、5億とか10億払って、将来ある日本の選手がダシに使われているような気がしていて、疑問を感じていた。
――ネット上は大炎上している
奥野氏 朝倉未来選手がユーチューブで言っていたが、足のステップやジャンプしてのスーパーマンパンチはダメだとかボクシングの規定を越えてはいけないと直前で言われた。選手はかわいそうで、メイウェザーに対し、誰も文句を言えない以上、やり返すじゃないが、非礼には非礼、無礼には無礼でやっただけ。ネット上は群れるのが好きだから、今日は「奥野を叩いとけ」と心が貧しいよね。誰かを叩いたらスッキリする。炎上するとかしないとか人の意見は関係ない。誰にどう思われようとも自分は自分だから。
――一方で奥野氏の名前も知れ渡った
奥野氏 炎上するなというのは、やる前から分かっていた。それでもごぼうの党を知ってくれたらいいなという気持ちでやっている。僕はこの国をなんとか守りたい気持ちでやっているだけ。奇人、変人扱いされるが、映画「ターミネーター」のサラ・コナーみたいに先が分かっているから良くも悪くも本音、直感で生きている。来年、緊急事態条項を通されたら日本はホールドアップだからね。いくら悪口を言われてもいい。
――メイウェザーは落ちた花束を黙って拾い上げ、称賛された
奥野氏 あの子と対峙して、思ったが、いじめられっ子上がりだね。努力してつかみ取ったポジションを離したくない一心で、寂しそうな目をしていた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f8633a3ff84de452bab91c2e6cd5b1692e13403c