あわせて読みたい
「ファンの皆さん優勝おめでとうございます」ヤクルト・高津監督、優勝監督インタビュー全文
ヤクルトが2年連続のリーグ優勝をサヨナラ勝ちで決めた。
0―0の9回1死二塁、途中出場のルーキー丸山和がエスコバーから左中間にサヨナラ打を放った。
神宮でのサヨナラ優勝決定は15年に雄平が決めて以来、球団7年ぶりの劇的決着だった。
試合後、グラウンドで高津監督の優勝監督インタビューが行われた。
―今の気持ちは。
「皆さんと一緒ぐらいうれしいです。おそらく皆さんも喜んでいただいていると思います。それぐらいうれしいです」
―丸山和のサヨナラ打が抜けた時の心境は。
「ちょっと気持ちの整理がついてないんですけど、丸山だけじゃなく、チームみんな選手みんなコーチみんなスタッフみんなを信用して信頼してここまでやってきました。そしてファンの皆さんも一緒にチームスワローズとして本当の今日の1勝がチームスワローズで挙げた大きな大きな1勝なんじゃないかと思います」
―試合前にはどんな声をかけた
「特には言葉かけていません。いつも通りのあいさつと、いつも通りの形でゲームに入っていきました。なかなか平常心で戦うのは難しかったですけど、こういう終わり方してみんなホッとして気分もいいですし、今日はゆっくり寝られそうです」
―今年は試練もあった
「開幕のあの大逆転からスタートして、交流戦の優勝であったり7月に入ってチームとしてはすごく残念なといいますか、コロナがまん延してしまったのはすごく残念だったんですけど、そこから大変な時期が始まったんですけど、なかなか崩れない、なかなか輪が崩れない素晴らしいチーム、一丸となって戦えた結果が今日この9月25日を迎えられたんだと思います」
―チーム力で乗り越えた
「みんなの力だと思ってます」
―監督が泣きました
「いや泣いてないです!涙はまだ流してないです、とってます」
―野村克也監督以来の連覇
「優勝することがすごく難しいです。そして2年続けて連覇するということがもっと難しいです。その難しいことをやった選手達にもう一度大きな拍手を送って上げて下さい。本当によく頑張ってくれました」
―4番バッターは。
「最近はちょっと後ろ姿がちっちゃくなってますけどね、でも7月の大変な時も孤軍奮闘で頑張ってくれたと思いますし、バット1本で本当よくチームを引っ張ってくれたと思います。ムネよく頑張ったよ、おめでとう」
―2年連続日本一へ
「今年2月1日のキャンプスタートする時にキャプテン山田が『今年大きな高い山や壁があります。それを乗り越えて行きましょう』と言いました。1つ壁を破ったのかなと。まだまだこれから高い山が待っていると思いますけど、クライマックスをしっかり戦い、その先の本当の大きな山の頂点に立ちたいと思っています。これからも頑張ります」
―全国のファンに向けて
「今日神宮球場におこしのヤクルトスワローズファンの皆さん、そしていろんなところで観戦していただきました全国のヤクルトスワローズファンの皆さん、セ・リーグ優勝おめでとうございます。皆さんもチームスワローズの一人です。皆さんも優勝の立役者の一人です。本当に1年間セ・リーグを盛り上げていただき、スワローズの一員として頑張っていただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/a39fd962f4a85b36b2840ca2a4e2c8013bbb60da