能見との出会いが全てを変えた 阪神の“教え子”岩貞と才木の見える景色を、そして野球人生を

能見との出会いが全てを変えた 阪神の“教え子”岩貞と才木の見える景色を、そして野球人生を

能見との出会いが全てを変えた 阪神の“教え子”岩貞と才木の見える景色を、そして野球人生を

a
 今季限りでの現役引退を表明したオリックスの能見篤史投手兼任コーチ(43)は、20年まで在籍した阪神の後輩たちのキャリア形成に少なからず影響を及ぼしてきた。師弟関係だった岩貞祐太投手(31)、プロ入り前に交流のあった才木浩人投手(23)がその存在の大きさと感謝を口にした。

 普段は冗談の多い男が感傷的だった。「ちょっと“しらふ”ではきついです…寂しい」。岩貞は、その質問に肩を落として、そう言った。能見篤史の引退――。それは9年目左腕にとって決して小さなことではなかった。

 「僕がプロ野球選手の一歩目を切るための準備を一緒にしてくれた。僕の基礎、地盤は全て能見さんに教えてもらったこと」。プロ入り前から目標だった。横浜商大2年時、不調に陥った際に参考にしたのが同じ左腕で阪神のエースだった能見の投球フォーム。13年、ドラフト1位で入団が決まり「能見選手を目指す」と口にしたのも自然な流れだった。

 プロ2年間で結果が出ず、オフに弟子入りを志願。16年1月から始まった“チーム能見”での自主トレが分岐点になった。下半身主導の投球フォーム、チェンジアップの習得…助言をもとに手にした武器は少なくない。そのシーズンで自己最多の10勝。その後、浮き沈みこそあったが、今年8月には国内FA権も取得した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5f6ff3ccfd7d1f5a412c7a8324bba489ec957c5


続きを読む

続きを見る(外部サイト)

スポーツカテゴリの最新記事